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2017年度の作品

No.10 『 中学受験に挑戦 』  城北中/Mさん

 四年生後期から家庭学習研究社で塾通いがスタートしました。
 ある日、「塾へ行かせて下さい。受験したいです」と言った一言から始まりました。それは夢に向かって頑張りたいという思いからでした。習字と卓球を習っていましたが塾の曜日と重なる所もあり習字は五年生から辞めました。
 入塾にあたっては週三日コースを選びました。塾では自分で計画を立てるのが難しく、復習、予習方法も上手に使えず時間ばかりかかっていた様に思えました。算数の中でわからない所があり泣きながらやっていた事もありました。バスで通っていた為、塾の日は夜寝るのも遅かったです。保護者会の時先生に「わからない所は塾で聞く様に言って下さい。おうちで教えなくて大丈夫です」と言われました。わからない所に時間をかけず、しっかり復習に時間をかける様にしていきました。
 五年生になり親の気持ちも受験まで、まだまだと、まだ時間はあると思って子供を見守っていました。小学校も同じで同じ目標に向かっている友達がいました。一緒に塾へ通う事もあり、時にリフレッシュをしに行く事もありました。一緒に勉強し一緒に頑張る雰囲気で塾へ行く様子は楽しそうでした。
 マナビーテストの点が少しでも上がるように「次、頑張ろう、次よ次」と声かけしながらやってきました。子供が中学受験したいと言ってから沢山不安な面もあり当日の状況など想像もつきませんでした。でも、この時は子供と一緒に頑張って乗り越えようという思いしかなかったです。
 六年生になってからはカウントダウンが始まりました。卓球も十月末まで行きその後は勉強に集中する事にしました。模擬試験では判定を気にしていました。第一志望だけを見て判定を上げていける様に最初は言っていましたが、あまり気にしなくなっていました。マナビーテストを受けるくらいの気持ちでねと送り出した様に思います。
 三週間前から特に体調管理と夜型から朝型に戻す生活を始めました。「受験終わったらどこかいきたい所ある? 何がしたい?」と言ったり声をかけていきました。塾へは入試前日まで行きました。試験当日、「会場に先生が来てくれるんよ」と楽しそうに話してくれました。
 当日、パイン先生(広島校責任者)が待合室に来てくださったときの子ども達の笑顔が今でも浮かびます。その様な場を作って頂けた事に感謝しております。同じ塾で頑張って来た仲間達と試験会場へ入る姿を見て「いつもの様に行ってらっしゃい」と声をかけました。
 翌日、合格発表で、第一志望入試前日だった為見るのはやめようと話しをしていたものの夕方、速達で結果を知る事になりました。その内容は合格通知でした。とても喜び、安心した顔が忘れられません。
 第一志望校は不合格という残念な結果で終わりました。合格して欲しかったですが、結果、両方の気持ちを息子が感じる事ができ親としては良かったと思っています。多々、悔いは残っている様ですが家庭で、これまで貴重な体験をする事ができて子供にも感謝し最後まで支えてくださり、熱心に指導してくださった先生方、全ての方々に心から感謝しております。
 これから、夢に向かって頑張る息子の成長を楽しみに見守っていけたらと思います。
 本当にありがとうございました。

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