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2016年度の作品

No.4 『 ぼくの中学受験 』広大附属中・広島学院中・修道中/Oくん

 ぼくが家庭学習研究社に通い始めたのは小学5年生の秋からでした。そのころは算数の成績が悪く、マナビ―テストで算数はだいたい、いつも3桁の順位でした。
 6年生になり、このまま算数が足を引っ張っていてはまずいと思い、算数の勉強を重点的に行うことにしました。すると、だんだん算数の成績が良くなっていきました。しかし今度は社会の成績が悪くなっていきました。そこで、社会の完全チェックを何回もやるようにしました。最初は一問一問答えを見ないと解けなかったのが、3順目あたりから答えを見なくても正しい答えがスラスラと書けるようになりました。
 そして、第一志望の広大附属の受験当日。
 前日の夜から雪が積もっていたため、予定よりも早めに家を出ました。雪のため電車・市内電車ともに人が多く混雑していました。人の多さと寒さで緊張しながら附属の門をくぐりました。すると、そこで塾の先生の顔が見えました。先生方は笑顔でぼくを励ましてくださいました。先生方の顔を見て、言葉を交わすと不思議と緊張がほぐれ、あまり緊張せずに試験を受けることができました。
 合格発表の日、母と二人で広大附属中学校まで見に行きました。「あるかな」と探していると、母が、
「あったよ!」
と言いました。あわてて確認するとぼくの受験番号が載っていました。思わずガッツポーズをしてしまいました。

 今受験勉強をしている皆さんに言いたいことが二つあります。
 一つ目は、できるだけ苦手科目をつくらないことです。得意な科目をさらに伸ばすことはもちろん良いことですが、苦手な科目を伸ばす方がとても楽にできるからです。
 二つ目は、授業を集中して聴く事です。授業ではとても重要なことや、自主学習だけでは得られないことがたくさんあるからです。学校に行った後、塾に行き集中することは大変かもしれませんが、しっかりと授業を聴くことが大切だと思います。
最後に、今までとても分かりやすく教えてくださった塾の先生方、いつも支えてくれた家族に感謝したいと思います。
 ありがとうございました。

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