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2016年度の作品

No.5 『 競争と共走 』清心中・女学院中・近大広島中東広島/Tさん

「森は木の集まり。だから、大きく見える森は木を一本ずつ切り倒していけば必ず切り開けるんだよ。」
 四年部の時から母がずっと言い続けてくれた言葉です。私はいつもこの言葉を胸に、一つ一つのことに全力で取り組みました。塾でもらったプリントや課題を一つ一つ確実にこなし、何度も解きました。毎日、その日にやらなければいけないことをノートに書き出して線でけしていきました。量が多い時は、細かい時間割をつくり、予定通りに終わった時は線をひき、予定より早く終われば赤で線と終わった時刻、おそかった時は青で線と時刻を一つ一つのことにそれぞれかきました。これは、自分がどれだけがんばったのかすぐにわかります。ノートの取り方等も工夫して、楽しく取り組みました。そして、もう一つ。「苦手は得意の始まり」
 これも母がくれた言葉です。苦手は苦手のまま終わらせるのではなく、自分で苦手を知って得意に変える、という進め方を教えてもらってから苦手を見つけるとやる気がでるようになりました。苦手なところも目に見えるようにかき、一つ一つを全力でやりました。その中でも私は、計算ミスが多く漢字も苦手だったので最終チェックや完全チェックの問題をたくさん解きました。少しずつできるようになるのが楽しかったです。
 勉強をしたくなくなった時、やろうと決めても他のことをしてしまいそうになった時私は応援してくれているたくさんの人を思い出してがんばりました。大きな力になりました。
 一番緊張したのは、試験前日の夜と全ての試験を受け終わってから結果発表までの間です。試験の前日は、夜が近づくにつれて緊張してきました。でも、試験当日は少し緊張していても落ち着いていました。そして、問題はあせらずに一つ一つ全力で解きました。そして全ての試験が終わってから、結果を待つ間とても緊張しました。間ちがえたところがあるかもしれない、と思うと不安になり、その度にでも全力を出せたと思い直しました。だから、第一志望の合格を知った時ほっとしました。うれしく、有り難かったです。
 友達に会える塾はとても楽しかったです。先生、その他応援し続けてくださった方々、本当に感謝しています。四月からもがんばります。

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