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2017年度の作品

No.1 『 家族に支えられて、愛されて 』
                        広大附属中/Mさん

 みなさんは、家族に支えられて、愛されていることを知っていますか。私は受験の少し前までそれに気づくことができませんでした。
 私は、一月四日に「虫垂炎」だと診断されました。そして、すぐに手術をして入院をすることになると聞きました。このことによって私は、家族に支えられて、愛されていることを実感できました。
 私は入院をすると聞いて、ついに泣いてしまいました。それは、
「受験に間に合わないかもしれない。みんなは勉強しているのに、自分だけ勉強できないから、追いつけなくなる。」
と思ったからです。すると母が、
「今までにやれることはやってきたんだから、だいじょうぶだよ!」
と言ってくれました。私は、その言葉によって、おちつくことができたし、安心できました。
 こんな風に言ってくれるのも、家族に支えられていることの一つだと実感しました。
 私は、この入院を通して家族に愛されていることを実感しました。しかし、それまでは「塾で何やったの?」とか「勉強教えてあげようか?」などと家族が言ってくることは、ほとんどなかったので、家族は私のことを気にしてないのだと思っていました。
 でも、塾の先生は、
「お母さん、心配していたよ。」
と言うのです。そして、私が入院していて、受けられない授業の教材を送ってもらえるかなどと、塾に電話をしていたということも聞きました。そう聞いたとき、私は泣いてしまいました。家族は、私の受験をかげながら応援してくれていたんだなと思いました。
 応援してくれていたんだなと思うと、あたりまえだと思っていた塾への送りむかえも、家族が私の受験を応援してくれていないとありえないことだなと思いました。
 私は、この手術・入院ということを通して家族に支えられて、愛されていることに気がつきました。
 今、この文章を読んでいるみなさん。あなたは、私のように、「家族なんて……」とか、「これは私(ぼく)の受験で、家族は関係ない」なんて思っていませんか。そう思っている人は、少し考えてみてください。家族は時に、あなたのことをしかります。時に、腹が立つなと感じることもあるかもしれません。でもそれは、あなたのことを大切に思っているからです。自分の子供を大切に思わない親などいません。親への感謝の気持ちだけは、忘れないでください。
 広島校の先生方。私は、先生方のおかげで一回りも、二回りも成長することができました。解き方の分からない問題は分かるようになるまで、教えてくれました。そして、勉強だけではなく、悩み相談や、楽しい雑談もしてくれて、塾を好きになれました。約一年半という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
 私の家族。この一年半、私の受験を支えてくれてありがとう。お母さんには、テストで良い点がとれず、八つ当たりしてしまうこともあったけど私はお母さんのことを一番信頼していました。お父さんとは、塾の帰りの車でたわいない話をしたりできて、楽しかったです。弟は、いつも危なっかしくて、ハラハラさせられるけど、その笑顔を見ると、私まで笑顔になれました。私は、そんな家族が大好きです。塾に行くことですごく成長できたけど、まだまだ子どもです。これからも、私のことをよろしくお願いします。

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