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1年生の今月の本


よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし タイトル よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし
著者 及川 賢治 竹内 繭子(作・絵)
出版社 岩崎書店
 

 それは ぼくが あさごはんの チョコレートパンを たべて ぎゅうにゅうを のんでいたときの ことです。「しまった」ぼくは うっかりして ぎゅうにゅうびんを たおして ぎゅうにゅうを こぼしてしまいました。まっしろい ぎゅうにゅうが どくどくと おとをたてて つくえのうえに ながれだしました。
「ぎゅうにゅうが とまらない」ぼくが あわてているあいだに ひろがって、それでも まだ おとをたてて ぎゅうにゅうびんから あふれてきます。ぼくの チョコレートパンも ぷっかりうかんで どこかに ながれていきました。「まってくれ ぼくの あさごはん」
 ぼくが こぼしてしまった ぎゅうにゅうの いきおいは ますます ますばかりです。ぎゅうにゅうびんは あちこちをとびまわり ぼくは あっというまに おうちのそとに ながされていました

●よしおくんが牛乳をこぼしてしまうと、お家の外がなんと牛乳の海でいっぱいになってしまいます。もし本当に牛乳でいっぱいの世界になってしまったら…?読み終わった後も親子で想像しながら、楽しむことのできる1冊です。

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