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1年生の今月の本


クリスティーナとおおきなはこ タイトル クリスティーナとおおきなはこ
著者 パトリシア・リー・ゴーチ(作) ドリス・バーン(絵) おびか ゆうこ(訳)
出版社 偕成社
 

 クリスティーナは、はこが だいすき。はこが おおきければ おおきいほど、クリスティーナは わくわくします。あるひ、ものすごく おおきなはこが とどきました。はこの なかみは れいぞうこです。クリスティーナは、おおよろこびで、からになった はこを、にわの きのしたまで ひきずっていきました。きれいずきの おかあさんは、そんなところに はこを おいておきたくありませんが、クリスティーナの ようすを みて、はこを かたづけるのは、あしたか あさってにしようと おもうのでした。
 そのひの ごご、おとうさんが はこに あなを あけて、まどや とびらを つくってくれました。うちがわから まどに えだを くくりつけると、まるで てつごうしを はめたように みえます。ぎざぎざの とうや、とびらの かけがねを ペンキで かきました。こうして、おおきなはこは、おしろに なりました。

●このお話は、アメリカで40年以上前に刊行され、アメリカの多くの教科書に掲載されてきました。
遊んでいるうちに、箱はどんどん壊れていきますが、お城から秘密基地に、秘密基地からレーシングカーへと、どんどん姿を変えて生まれ変わります。クリスティーナの発想力、想像力には脱帽です。箱で遊びたいクリスティーナと、壊れた箱を見るたびに片づけようとするお母さんとの戦いも見どころです!

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