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> 目の見えない子ねこ、どろっぷ
タイトル | 目の見えない子ねこ、どろっぷ | |
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著者 | 沢田 俊子(作)田中 六大(絵) | |
出版社 | 講談社 | |
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あしたから春休みの日、つぐみが学校から帰ってくると、家のガレージに茶トラの子ねこがいました。だきあげて見てみると、子ねこは顔じゅうが目やにだらけで、とてもほうっておけないじょうたいでした。つぐみの家には、すでに三びきのねこがいます。だから、これ以上ねこはかえないことはわかっていましたが、それでもつぐみはお母さんに子ねこを見せました。お母さんはおどろきましたが、すぐにお湯でぬらしたティッシュで子ねこの顔をふいてくれました。 ●子ねこの命を助けるためには、目玉をとる大手術をしなければなりませんでした。どろっぷと名付けられた子ねこは、手術を乗り越えミルクやキャットフードもしっかり食べて飲んで必死で生きようとしました。そんなどろっぷに勇気づけられ、つぐみもある決意をもって4年生の新学期を迎えるのでした。実話をもとにした物語です。 |