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タイトル | ふわり大おとこ | |
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著者 | 小野寺 悦子(作) 長野 ヒデ子(絵) |
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出版社 | 教育画劇 | |
山おくに すんでいた大おとこは、とても気がやさしい大おとこでした。 まいにち ごはんを山もり たべて、そして のこりをことりに ぱらぱらとまいて わけてやっていました。大おとこは、ことりがとんでいるのをうらやましくおもい、 でも、あるあさ、とつぜん、あっとこえをあげました。
結局、大おとこは、「こういう とびかたも あったのか……」といいながら、飛ぶことができます。さて、いったい、どんな飛び方をしたのでしょうか。人をうらやましく思って、真似をしたくなる気持ちは、だれにでもあるもの。ことりのように飛びたくて、ことりと同じ食事をしてしまった大おとこは、とてもこっけいに見えますが、あながち笑えない面もありますね。
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