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 5年部になると、理科・社会の学習が正式に加わります。また、国語においても受験対策としての学習指導段階に入り、いよいよ4教科揃っての中学受験指導が始まります。5年部での1年間は、当社の「基礎学力養成指導」の柱となる期間です。

まずは、4科目の学習を円滑に進めていくことのできる子どもになることを重要視します。

 学校以外の学習、しかも4科目の学習をスケジュールに沿って行うのは、子どもに相当の負担がかかります。それは、5年部からの入会児童に限りません。4年部から学んでいる子どもたちにとっても、4教科の受験勉強は初めてですから、しんどくなったと感じるお子さんもいることでしょう。
  そこで、5年部の開始時点では、学習の質・量よりも学習の枠組みをしっかりとさせることに重点を置いて指導するため、最初に「ウォーミングアップ」という単元を設けています。
 「計画に基づいた学習生活を軌道に乗せる」「授業をしっかりと聞いて、重要な考え方を身につける」「予習や復習を当然のことにように行う」などの点をきちんとしていることは、受験での合格のみならず、先々の長い学習生活の下地を固める意味においてもまずもって大切にすべき、受験生としての条件であると私たちは考えています。

算数においては、5年生の教科書範囲を先取りしていき、後期には6年生の履修範囲に入ります。

 算数は、受験対策の要となる科目です。それは、入試での配点が高いことだけが理由ではありません。子どもにとって、算数ができるかどうかが、自分に対する自信の後ろ盾になるからです。このような算数という科目の特徴を受け、私たちは算数の学習指導にあたっては、テストで点数を稼ぐための指導に偏らず、算数という科目の面白さを子どもたちが十分に味わい、自らわかろうという姿勢のもとでの学習の実現に努めています。
 本当の理解を大切にする学習が、子どもたちに知的志向性を高め、ますます熱心な取り組みを引き出す。このような学習を5年生の段階で実現すれば、本物の基礎学力の育成につながるだけでなく、「やればできる」「もっとできるようになりたい」という自信や向上心が育まれ、受験対策全体に望ましい影響がもたらされるのではないでしょうか。

国語においては、文章読解の最も基本となる取り組みをくり返し指導します。

 5年生の段階の国語指導は、まだ問題解法主導のやり方をすべきでないと私たちは考えています。文章を読むということはどういうことか、どのような手順で、どのような点に留意して読むべきか、その方法をしっかりと理解させ、根付かせることこそ重要ではないでしょうか。
 5年部においては、入試で登場する文章の代表格である物語と説明文を中心に、その読み取りの基本を繰り返し指導していきます。入試では、文章の後にたくさんの問題がついています。しかし、5年生の段階では文章を読むことそれ自体の能力を高めることが目標ですから、テキストに載せる問題は、その回の学習テーマに関わるものに絞り込みます。これによって、「問題は、文章をしっかりと読んで理解すればかならずできる」という原則を子どもたちに徹底させていきます。

理科・社会の学習は、5年生の教科書内容を先取りし、5年閉講時には、6年生の教科書の約3分の2までをやり終えます。

  理科・社会の正式な学習は、5年部の開始時からとなります。この時点から教科書の先取りを始め、徐々にピッチをあげていきます。そして、秋になる頃には6年生の学習内容に入ります。5年部の閉講時には、6年生の教科書範囲の約3分の2を終了します。
 ただし、たとえば社会の歴史などのように、人間のたどった道を過去に遡って考えるような思考は、まだそれへの構えができていないお子さんにとっては難しいということも考えられます。そこで、ただ前へ前へと進んでいくのではなく、学んだことをもう一度やり直し、反復して取り組みながら先へ進んでいくような指導を実践しています。テキストや副教材の学習、授業、テストなどに必ず復習を取り入れ、学んだことを学びっぱなしにしないよう、すぐに忘れてしまわないような指導を工夫しています。 

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