どうして小学生だけを対象とする塾になったの?

11月 10th, 2008

 小学生は、人間として完成に至っていない発達途上の子どもです。どんな学習体験を積み重ねるかで、どのようにも変わる可能性があります。また、自分への信頼の気持ちを失っておらず、大人のアドバイスにも素直に耳を傾けます。そんな子どもを指導する仕事は、私たちにこれ以上ないやり甲斐を感じさせてくれます。当社の経営者は、この仕事の醍醐味を味わって以来、躊躇なく指導の対象を小学生に絞りました。

 その子のことを考え、一生懸命に指導すれば、子どもはそれに応えようと必死にがんばります。そして、以前には考えられなかったほどのことをやってのけられるようになります。私たちの助力がどれだけ力を与えたかはわかりません。しかし、まさに打てば響くといった手応えは、中学受験の指導をすればこそ得られるもので、私たちに無上の生きがいを与えてくれます。

 もちろん、通ってくれる子ども自身が学習成果をあげ、受験の目標を達成できなければ、小学生専門の学習塾としては成り立ちません。小学生の子どもというものを熟知し、しっかり学力を伸ばせるような指導ができなければ、「小学生のみ」「中学受験専門」という看板は何の意味ももちません。

 私たちの学習塾では、指導担当者は小学生だけを教える仕事に専念できる環境が与えられ、しかも指導教科も一つだけです。また、低学年部門の「ジュニアスクール」は別組織として運営されており、両方をまたいで指導する者は一人もいません。まさに、中学受験生だけのための塾なんです。

Posted in 家庭学習研究社の歴史

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