私学紹介イベントを実施しました
6月 26th, 2009
6月21日の日曜日には、弊社の6年生家庭の親子を対象としたイベントを、県民文化センターホールで実施しました。「私学がきみを呼んでいる!」というタイトルのこのイベントは、これから受験勉強が佳境に入る子どもたちのモチベーションを上げることを目的としたものです。
したがって、内容・構成とも親御さんの情報収集的な要素よりも、小学生の目線に立つことを重要視し、子どもたちが見て楽しくなる行事になるよう努めています。
参加いただいた私学は、広島学院、修道、広島城北、ノートルダム清心、広島女学院、安田、広島なぎさの7校です。午前は女子受験生を対象に、午後は男子受験生を対象に、それぞれ男子校3校となぎさ、女子校3校となぎさの組み合わせで各2時間の催しとしました。
また構成は、第一部~第三部の三部構成となっています。第一部と第二部の間にアトラクションをはさみました。
映像に合わせ、中3生の先輩がナレーションをしてくださいました。
第一部では、まず私学各校の授業や校内施設、学校生活、部活などの様子を取材した映像を学校ごとに流し、各校の中3生のみなさんにナレーションをしていただきました。映像に先輩達の説明が加わることで、6年生の子どもたちにとっては、私学への興味が一層増したようでした。
全員が、勝ち残りをめざして一生懸命に答えていました。
第一部の後半では、私学に関するクイズを楽しんでもらいました。クイズは児童全員による「参加型」とし、全問終了するまで何人勝ち残れるかを競い合いました。クイズの正解が発表されるたびに、子どもたちの歓声や悲鳴、落胆の声が会場に響き渡り、熱気ムンムンの盛り上がりぶりでした。全問終了したら、クイズの答えについて、各校の先生方がわかりやすい解説を加えてくださいました。
広島女学院新体操部のみなさんの演技の様子
第一部終了後は、アトラクションのコーナー。今年は、午前の女子部では広島女学院の新体操部のみなさんが華麗な演技を披露してくださいました。また、生徒さん自ら交替で演技の基本動作を解説してくださいました。
午後の男子部では、広島なぎさのバスケットボール部のみなさんが登場してくださいました。バスケの基本練習のパターンを丁寧に実演し、説明をしてくださいました。華麗なボール裁きやパステクニックに、男子児童は目を輝かせていました。
制服ファッションショーの様子
アトラクション終了後はしばし休憩。一息入れたあと、第二部の始まりです。第二部は、私学の中3生各3名による制服ファッションショーで幕を開けました。制服は、1人は冬服、もうひとりは夏服とし、3人目は、合い服、部活のユニホームなど、何でもあり。音楽に合わせて入場し、3名が揃ったところでポーズを決めてもらいました。また、各校の先生方が付き添い、自校の制服について簡単な解説をしてくださいました。
制服紹介が終わると、学校ごとに先生1名、中3生3名の組み合わせで着席していただき、受験生を励ます趣向のプログラムを実施しました。
○と×のパネルが掲げられる度に、会場がどよめきました。
まずは、中3生のみなさんに受験生時代のことについて、○×形式で答えてもらう質問を5つほどしました。「スランプはあったか」「親に勉強しなさいとよく叱られたか」など、子どもたちを惹きつける内容の質問に会場は沸きかえりました。質問終了後は、中3生のみなさんに質問内容に関するコメントをいただきました。さらには、受験生へのアドバイスや励ましの言葉をいただきましたが、子どもたちは熱心に聞き入っている様子でした。
先生方に簡潔かつ心のこもったアドバイスをいただきました。
先生方からも受験生への激励・アドバイスをいただいたほか、来年度の受験に関する情報も御提供いただきました。優しさと情熱を合わせもった先生方の言葉に、会場の子どもたちも親御さんも熱心に耳を傾けていました。第二部は、以上で終了です。
いよいよ大詰めの第三部。第三部は、各私学の生徒さんに「学校の魅力について」語っていただくことから始めました。それから、私学に入学後の学校生活で成長した点について、それぞれの思いを話していただきました。とつとつと誠実に夢を語ってくれる生徒さん、壮大な将来の夢と構想を語ってくれる生徒さん、ジョークを混ぜながら楽しい話をしてくれる生徒さんと、バラエティに富んだ先輩達の話は、子どもたちの私学に対するあこがれや受験意識を大いに駆り立ててくれたようです。
そして、フィナーレ。各校の先生と生徒さんが一緒になって受験生を激励するメッセージを送ってくださいました。それぞれの私学の持ち味を大切にしつつ、アイデアを凝らしたパフォーマンスも交えながらの激励に、子どもたちは大喜び。終了後のアンケートには、「あのお姉さんのいる学校に行きたい!」「あのお兄さんみたいになりたい!」など、子どもたちからたくさんの感想が寄せられていました。
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どの学校にも、その学校ならではの優れた点や魅力があります。そのことに、子どもたちもきっと気づいてくれたことでしょう。どの学校と縁ができるか、今はまだわかりません。受験である以上、必ず希望が叶うとは限りません。しかし、どの学校に進学するか決断を下すとき、この日のイベントの思い出が、入学への決意をきっと後押ししてくれることでしょう。