弊社イベント「私学が君を呼んでいる!」 ~その2~
7月 1st, 2010
今日は、6月20日に実施した私学紹介イベント「私学が君を呼んでいる!」の様子についてご紹介します。先日は、前置きとプログラムの紹介だけに紙面を使ってしまいました。
今年は昨年とは逆に、午前を男子の部、午後を女子の部としました。基本的な構成は男子の部、女子の部とも同じです。まずは開演に先立って、全校舎の責任者がステージに立ち、全員がリレーで一言ずつ子どもたちに声をかけ、今から始まる行事に対する期待の気持ちを引き出しました。
そしていよいよ開演。第一部の「これであなたも私学博士!?」から、順を追って簡単に内容と趣旨をお伝えしてみます。このプログラムは、私学の学校生活の様子や私学の特色を、学校紹介映像と学校にまつわるクイズで子どもたちに知ってもらい、それぞれの私学のよいところを心に刻んでもらおうというものです。
はじめは、第一回より継続している恒例の「映像による学校紹介」です。文字通り映像で各私学をご紹介するコーナーですが、ただ映像をお見せするだけでなく、各私学の中3生のみなさんにナレーションをしていただきました。毎年のことですが、ご協力くださる生徒さんは主として弊社の卒業生です。どの私学の先生がたも、「生徒にとってよい経験になります」と積極的にご協力くださり、また、生徒さんも原稿を練って上手にナレーションをしてくださいます。私学の先生、生徒さんの協力なしにはとても実現できない企画であり、ほんとうに感謝しています。
映像は、各私学を何度も取材し、授業や学校の施設、休憩の様子、行事の様子、クラブ活動の様子などを撮って編集するのですが、指導現場に立つスタッフ以外にも本部で塾を支えるスタッフを抱える弊社だから可能な企画だと自負しています。各校の持ち時間は5~6分ですが、先輩の生徒さんのすばらしいナレーションを聞いて、「あんなお姉さんのようになりたい!」という気持ちを強くもった子どもたちは少なくなかったことでしょう。
この企画を始めた当初はお堅い学校紹介でしたが、最近は生徒会長さんやクラブの部長さん、先輩たちがマイクの前で学校やクラブの説明を上手にしてくださるようになり、子どもたちも今までに増して楽しそうに映像を見てくれるようになりました。また、昨年あたりから、学校で映像を制作されるケースが出始め、それも好評を博しています。
映像で各私学の概要を見てもらったところで、そのあとは「参加型クイズ&トーク」のコーナー。クイズは、各私学の教育内容や建学の精神、学校の歴史といった正面切った話題だけでなく、私学をネタにした娯楽的な要素も採り入れた問題も用意しました。子どもたちに楽しんでもらおう、学校に興味をもってもらおうという意図からです。「参加型クイズにしたい」ということで、すべて三択問題とし、子どもたちには手を掲げて、「グー」「チョキ」「パー」で答えてもらいました。弊社で考えた問題だけでなく、学校からご提案いただいた問題もあり、楽しいコーナーとなりました。
「どれが安田女子中・高等学校の大正時代の制服?」という問題では、モダンで格好のよい制服が正解と知って、どよめきの声があがりました。もちろん、それによって学校の長い歴史にも子どもたちは気づいたことでしょう。
全部のクイズの出題が終わると、そのうちのいくつかの話題について、私学の先生が解説をしてくださいました。どの私学の先生も、子どもたちの興味を引くよう、楽しくユーモアを交えてお話しくださいました。
「クイズ&トーク」で第一部を終わり、前半の最後の出し物は「アトラクション」となります。アトラクションは、毎年いずれかの私学の生徒さんに出演いただき、クラブ活動の成果を披露していただいています。今年は、男子が広島学院中学校のブラスバンド部のみなさん、女子が安田女子中学校のバトン部のみなさんに出演していただきました。
まずは広島学院中学校のブラスバンド部について。多くの機材が必要なブラスバンドで、運搬も大変ななか、10分余りの出演のために60名近くもの生徒さんが駆けつけ、ステージで演奏してくださいました。それだけでも有り難い思いで一杯なのですが、演奏もまた素晴らしいものでした。会場の子どもたちが目を輝かせて聞いていたのはもちろんのこと、保護者の方々も聞き惚れておられるご様子でした。
安田女子中学校からは、バトン部のみなさんにご協力いただきました。毎日朝の授業前、昼休み、放課後と、たゆまぬ鍛錬を積み重ねたからこそできる、華麗な演技を披露していただきました。クラブの部長をしておられる生徒さんの「笑顔を見てください」の言葉通り、演技のすばらしさはもとより、部員のみなさん全員の輝くような笑顔が、見ている子どもたちや保護者の方々の心をとらえていたと思います。
終了後のアンケートには、広島学院吹奏楽部、安田女子バトン部の演奏や演技に対する賞賛や感謝の言葉が多数書き込まれていました。私学の生徒さん、ありがとうございました。
第1部だけで、随分紙面を使っていまいました。第2部(後半)の内容については次回ご紹介させていただきます。
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7月5日追記:プログラムの順番など、一部記述ミスがあり修正させていただきました。関係者の皆様にはこの場をお借りしてお詫び申し上げます。