「私学イベント」を終えて~私学で輝く生徒さんの秘密とは?~
7月 22nd, 2010
先日、ブログでご紹介させていただいた弊社のイベント「私学が君を呼んでいる!」ですが、今回は運営に携わる広報担当者から、行事の思い出などをお話してみたいと思います。
私達スタッフは、第一部冒頭の「映像による学校紹介」でご覧いただくビデオを作成するため、毎年いくつかの学校にお邪魔して、授業風景やクラブ活動などを撮影しています。今回は、修道中学校、ノートルダム清心中学校、広島城北中学校、広島女学院中学校の4校に伺ったのですが、そこで垣間見た生徒さんたちの素顔がとても印象的でした。
このたびは、クラブの部長さんや弊社の卒業生さん数名が、カメラの前でクラブや学校のことをお話してくださいました。そのおかげで、今までとは一味違った映像を作ることができたように思うのですが、取材中に「こうしたら面白くない?」「もっとこんな風にやってみようよ!」など、生徒さんから次々とアイデアが飛び出すのにはすっかり感心してしまいました。中には、あまりの面白さに教室やグラウンドが爆笑の渦に包まれ、まるでコントのような楽しい学校紹介になったところもあるほどです。また、突然お邪魔しても快く私達を迎えてくれたばかりか、撮影が数時間にわたっても疲れた顔ひとつ見せず、最後まで笑顔でがんばってくれた皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
どの学校もそれぞれに思い出深い撮影となりましたが、そこで私学の生徒さんたちとふれあううちに、あることに気がつきました。学校で楽しそうにしている生徒さん、生き生きと輝いている生徒さんは、みんな実に「よく学び、よく遊ぶ」のです。ただでさえカリキュラムの密度が高く、学習進度もかなりはやいのが私学です。日々の課題をこなすだけでも相当に忙しい毎日を送っているはずなのに、勉強もクラブ活動も決して手を抜かず、自分達のやりたいことを追いかける生徒さん達。そんな彼らの姿を見て、「私学にはこんな素敵な生徒さんがいるんだ!」と嬉しくなってしまいました。イベントに参加してくれた6年部の子ども達も、私学に通う先輩の生き生きとした姿を間近に見て、きっと同じ思いを抱いてくれたに違いありません。
私学で出会った生徒さん達の共通点――与えられた環境の中で前向きに努力する姿勢、何事にも全力投球するエネルギー、旺盛な好奇心などは、どの中学校に進んでもそこで成長していくために必要不可欠な力ではないでしょうか。また、こうした力は中学生になってから急に身につくものではなく、小学生のうちからじっくりと育てておくものではないかと思います。
「あんな素敵なお兄さんやお姉さんになるには、どうしたらいいと思う?」
「どんな勉強や生活習慣を心がけたら、楽しい中学校生活が送れるかな?」
保護者の方におかれましては、ぜひお子さんと一緒に、望ましい受験勉強や生活のあり方などについて話し合ってみてはいかがでしょうか? こうした機会は日頃なかなか持ちにくいだけに、お子さんの方から思いがけない考えを聞かされたり、意外な発見をするなど、親子で新鮮なコミュニケーションをとることができるかもしれません。
季節はいよいよ夏本番! 約40日間にわたる夏休みは、今後の受験生活の見通しを立てるうえで絶好のチャンスです。夏休みを実り多いものにするためにも、お子さんとたっぷり話し合って、「理想の中学生像」を思い描いてみてください。きっとその夢は実現するはずです。あこがれの先輩になったお子さんが後輩にエールを送ってくれる日を楽しみに、来年のイベントもスタッフ一同力を合わせて頑張ります。 (sugihara)