いよいよ中学入試本番が近づいてきました。
1月 10th, 2012
学習塾、それも中学受験を手がける進学塾は、年が明けるとともに正月の余韻もなく“受験モード”に突入します。というのも、1月の半ばから県内の私学の一部では入学試験が始まるからです。
またご存知かと思いますが、県西部地区では私学の申し合わせによって入試解禁日が取り決められています。これが大概1月20日過ぎとなっています。
したがって、受験生のご家庭では正月気分を味わうどころではありません。弊社は正月特訓などの特別なことはしない方針ですが、それでも受験生のみなさんが万全の態勢を整えて入試を迎えられるよう、正月が明けるや否や最後の点検指導に入ります。入試まで残された日数から言いますと、1月の今頃は学力を仕上げていく段階と言うよりも、心身のコンディション調整に入った段階といったほうがよいでしょう。もはや入試は目の前に迫っています。
今年の入試では、特記すべき変更を行った中学校はありません。例年通り1月いっぱいにはあらかた終わるスケジュールとなっています。受験生のみなさんは、もはや夜更かしをして勉強するよりは、風邪を引かぬよう体調管理に専念するようにしていただきたいですね。おとうさんおかあさんにおかれては、お子さんがベストコンディションで本番に臨めるよう、最後の最後まで十分な配慮をお願いいたします。
弊社の6年部指導担当者は、お預かりした受験生のみなさんを応援するため、入試日には会場に出向いて声をかけさせていただきます。普段通りに明るい笑顔のお子さんもたくさんいますが、なかには緊張で顔をこわばらせているお子さんもいます。そんなお子さんが平常心を取り戻し、落ち着いて受験できるようフォローすることも私たち学習塾の大切な仕事です。
おそらく、この点についてはどの学習塾も同じであろうと思います。自分たちが担当してきたお子さんを一人も見逃さないように目を光らせ、見つけると同時に激励の声をかけていきます。とは言え、一人で全部のお子さんを見つけるのは至難の業です。ですから、算数、国語、理科、社会を担当した4人のうち、最低でも複数の指導担当者が入試会場に出向き、声をかけるようにしています。そうして、可能な限り全員に声をかけられるよう努めています(私立の男子校と女子校の日程が重なると、応援を分散させなくてはならなくなりますので、全員が入試会場に出向くことは不可能になります)。
筆者も以前は指導現場におりましたので、入試期間は毎日のように試験会場に出向いてお子さんがたに声をかけていました。しかしながら今は指導現場から離れています。その代わり、この時期のお子さん、ご家庭、指導担当者の状況をよく知っていますので、入試直前のチラシには受験生に向けた応援の言葉を記事にさせていただいています。
今年、その回にあたるチラシは1月22日(日)の朝刊に折り込みます。入試解禁日の2日前です。今年は、「入試に臨むきみに心強い応援団がいる」という見出しで書きました。入試が始まると、もはや誰も助けてくれません。自分との闘いです。そんな受験生の子どもたちを励ます意味で書きました。
このチラシは主として朝日新聞と中国新聞に折り込みますが、弊社のホームページでもお読みいただけるようにします。よろしかったら、目を通してみてください。