「入会ガイダンス」にぜひお越しください
11月 7th, 2016
本日(11月7日)より、2017年度「前期講座」および、2016年度の「冬期講座」の会員募集を開始いたします。2017年度の前期講座は、5・6年部は2月下旬に、4年部は3月上旬に開講予定です。
例年この時期に合わせ、弊社の各校で「入会ガイダンス」という呼称の催しを開催しています(呉校と東広島校では、個別対応型の「中学受験ガイダンス」という呼称の催しを実施しています)。これからお子さんが受験勉強を始めるご家庭、そのための塾選びを検討しておられるご家庭におかれては、ぜひこの催しに参加くださいますようご案内申し上げます。
この催しは、受験に対する弊社の考えや学習指導の方針などについてお伝えすることを目的とします。したがって、入会を直接勧誘するようなことは一切ありません。情報収集の場としてご利用いただいて結構です。どうぞお気軽に参加ください(各校舎のガイダンスの日程は、この後お伝えします)。なかには、まだお子さんの受験について迷っておられる保護者もおありでしょう。 当日は、各校舎長が中学受験の意義についてもお話しいたします。そうした情報も踏まえて受験を検討されてはいかがでしょうか。
家庭学習研究社は、昭和42年に設立以来一貫した方針で中学受験生の学習指導にあたってきました。その方針の核にあるのは、「子どもの望ましい成長に資する学習指導を実践する」という考えです。
合格のことのみを念頭に置くと、ともすれば暗記や演習に偏った知識注入型の指導や勉強になりがちです。このような受験対策は、「受からなかったら何も残らない」という結果になるだけでなく、「間違った勉強法が染み付く」「先々の“伸びしろ”が奪われる」「勉強嫌いになる」などの弊害をもたらす危険性が多々あります。
一方、勉強の取り組みかたさえ間違えなければ、将来の飛躍に向けた足がかりを築く貴重な自己習練の場にすることもできるのです。弊社は、中学受験をめざして学ぶプロセスの価値と重要性に鑑み、「どういう勉強で合格をめざせば、子どもたちの将来に布石を打てるか」ということを軸に据え、独自の考えや方法論に立って子どもたちの受験合格の夢が達成できるよう応援しています。
ここで、私たちが見出した中学受験の価値についてお伝えしましょう。以下は、「入会ガイダンス」で配布する資料にも掲載している文章です。
<中学受験の価値について、私たち家庭学習研究社はこのように考えます>
1.学問に向いた頭脳の持ち主になれる
頭の柔らかい小学生の受験勉強は、「頭脳開発」という観点からも大きな意義が見出せます。小学生にとってはやや高度な内容の学習に長期間取り組むことで、学問に適した頭脳が形成されるのです。たとえば算数。機械的暗記や、公式の適用で答えを引き出すのではなく、子ども自らが課題の意味を理解し、解決に向けた突破口を検証し、簡単な計算式で答えを導き出すことを繰り返します。これが子どもの頭脳を鍛え、高い次元の学問を修める際に求められる論理的思考力の土台を築いてくれます。
2.自己管理に基づく学習姿勢が身につく
同じ入試の関門を突破した子どもなのに、中学進学後の成績は様々。何が明暗を分けるのでしょうか。たとえば、授業前の予習や授業後の復習、宿題の取り組みなど、やるべきことに優先順位をつけ、てきぱきとやりこなせるかどうか。これらは、「自己管理能力」「段取り力」などと言われますが、中学受験のプロセスを上手に活かせば、どの子どもも身につけることが可能です。大人の指示や命令によるやらされ勉強で受かった子どもとの違いは、"中学進学後“の学習で明らかになるのです。
3.確かな学習の習慣が身につく。
勉強すべき時間になったのに体が一向に動いてくれない。そんな子どもが増えています。問題の核心はやる気や実行力でしょうか。いいえ、実は「習慣」の問題なのです。時間が来たら体が自然と机に向かう。習慣化がこのレベルに達すれば、誰でも勉強が苦にならなくなるのです。中学受験は長期間に渡る取り組みですから、学習の習慣づけを図る格好の場になります。学習が習慣になった子どもは、自ずと勉強の面白味にも気づき、やがて高いレベルの学習意欲をもった人間に成長していきます。
私立や国立の一貫校で学力を大きく伸ばしている子どもの共通点は、「自分で自分を伸ばしていく姿勢を築いている」というところにあります。このような姿勢は、中学校に入ってから築けるのではなく、その前の受験生活でこそ備えておくべきものです。そこをきちんと押さえた受験生活を送れば、どの中学校に進学することになっても大丈夫です。進度が速く、勉強のレベルも高い私学などにおいては、「学ぶすべ」や「自己管理の姿勢」の足りない生徒は苦労を強いられます。「私立一貫校の学習環境とはどういうものか」をよく理解したうえで、受験勉強のありかたを考えるのが私たち大人の役割だと弊社は考えています。
合格実績については、当ホームページでお確かめください。毎年安定した入試結果を得ています。
よく、「どの校舎で学校別に何人受かっているのですか」という質問を受けますが、男女ともほぼ毎年お預かりしたお子さんの数に比例した合格実績をあげていますのでご安心ください。
呉校と東広島校では、「中学受験ガイダンス」という呼称で、個別対応型の催しを実施します。校舎にお電話いただいたら、ご都合を確認のうえ、ご来校いただく日時を決定します。お一人につき、約30分の時間枠の中で、ご相談やお知りになりたいことにお答えします。