校長先生を通じて、私学教育の魅力を確かめよう!

11月 9th, 2018

 11月14日(水)には、修道と広島女学院の校長先生をお招きし、私学教育について語っていただくイベントを開催いたします。

 すでにこのブログでもかなり詳しくご案内しましたし、当ホームページにも案内記事を掲載しておりますので、ご承知のかたも多数おられるかと思います。この催しの開催が数日後に迫ってまいりましたので、改めてもう一度ご案内するしだいです。

 ネット社会の到来で、必要な情報を家にいながら即座に手に入れられる時代が訪れています。このような時代において、わざわざ足を運ぶ価値があるとしたら、それはどんなことでしょうか。

 お子さんの学校選びに活用する情報も、インターネットを利用したり、学校案内書などの資料を取り寄せたりすれば、簡単に手に入ります。しかしながら、実際に学校で教育にあたっておられる先生の、それも学校長として采配を振るっておられる先生の話を直接聞いてこそ得られる情報もあると思います。肉声は活字や写真では得られない臨場感を伴いますし、校長先生の人格に直接触れることで初めて心に響く、感性に基づく共感のようなものも学校選択における貴重な情報です。「百聞は一見に如かず」の諺ではありませんが、目で確かめた生の情報には格別の真実味があるのは間違いありません。

 このイベントを企画したのは弊社です。手前味噌で恐縮ですが、本催しで得られる情報の大半は、学習塾が企画した催しだからこそ得られるものだと言えるでしょう。本催しは4部構成ですが、ここでもう一度それぞれの企画趣旨を簡単にご説明します。

 

第1部 基調講演「私学教育とは何か」 修道 田原俊典校長

 お子さんの進路選択にあたっては、様々な視点から候補となる学校を検討されていると思います。通学距離や難易度(大学への進学実績)、校風、部活などいろいろな要素が選択の基準になることでしょう。しかし、もう一つ大きなポイントがあります。それは、「私立か、国立か、公立か」という基準です。

 ご存知のように、私学は学費負担という問題があります。それなのに、古くから広島には多数の私学が存在し、それぞれに社会に貢献する多くの卒業生を送り出しています。なぜあえて私学を多くのかたが選んでおられるのでしょうか。それは、私学には「私学ならではのよさ」があり、そこで学んだ人たちの人生の充実に多大な貢献をしているからです。

 そこで第1部では、「私学教育のよさ」にスポットを当ててみました。話者は、私学連盟の要職に就いておられる修道の田原校長です。私学の本質について学べる、貴重な場になることでしょう。

 

第2部 「21世紀を生き抜く人間を育む」 広島女学院 渡辺校長、修道 田原校長

 今日の子どもたちには、グローバル化が進む社会を生き抜くための力が必要です。私立の6か年一貫校出身者の多くは、このグローバル化の波を乗り越えて社会で広く活躍しています。そこで第2部では、「グローバル化と私学教育」という視点から、両校の校長先生にお話しいただくことにしました。私学には、それぞれ「建学の精神」があり、設立以来受け継がれた伝統があります。それらはみな個性という点で異なるものの、「どのような社会においても生き抜いて行ける人間の育成」という共通点があります。修道と広島女学院の校長先生のお話を、そうした視点に基づいてお聞きになると、両校の私学としてのよさについて、新たな気づきが得られるのではないかと思います。

 

第3部 「通って分かった私学の魅力」 生徒アンケートの結果をご紹介

 学校の様子について知る有効な方法の一つに、そこに通っている生徒さんから情報を得るということがあります。そこで、今回出演してくださる校長先生のご理解ご協力を得て、修道生と女学院生を対象としたアンケートを実施しました。今回は、私学の生活にだいぶ慣れてきた中2生と、出口が近くなった高3生の方々に回答していただきました。

 アンケートの内容ですが、「学校のよいところは?」「平日は、何時間ぐらい勉強しているの?」「何時に寝て、何時ごろ起きている?」「この学校に入学して、成長したと思うことってどんなこと?」など、多岐にわたります。さて、どんな答えが返ってきたでしょうか。会場では、グラフや具体的コメントなどを映像でご紹介します。生徒さんたちの、楽しく充実した学校生活の様子が十分におわかりいただけることでしょう。

 せっかく得られた貴重な情報なので、当日配布する資料にかなり詳しくアンケートの回答をご紹介しています。帰宅された後、親子一緒にその資料をご覧になれば、学校について楽しい会話の花が咲くことでしょう。

 

第4部 「校長先生に、そこが聞きたい!」 質問コーナー

 以前のブログ記事でもお伝えしたと思いますが、大勢の人がいる場所で質問するのは相当な緊張が伴い、随分と勇気が要るものです。ですから、たいていのかたは話者の話をただ聞くだけで終わってしまいがちです。そこで、保護者の方々が聞きたいであろうこと(経験的にそう感じている事柄)を、保護者に代わって弊社から校長先生がたに質問するというコーナーを設けました。

 昨年も同様の企画を用意したのですが、うまく時間を確保できず残念な思いをしました。この経験に鑑み、時間をしっかりと確保したうえで、時間の許す限りたくさんの質問をし、校長先生がたにお答えいただこうと思っています。以前、修道の田原校長に同種の企画でご協力いただきましたが、すばらしいテンポで当意即妙の回答をいただき、感心したことがあります。今回も、そうした楽しい時間になればと期待しています。

 

 以上が当日予定している話題の流れです。忙しいなかお越しいただく保護者の方々に、「行ってよかった」「よい話が聞けた」と満足いただけるような、充実した催しにしたいと考えています。興味をもっていただいたかたなら、お子さんの年齢などは問いませんので、ぜひお気軽にお越しください。私学について知るよいきっかけにしていただければ、当日の話者として協力してくださる校長先生もお喜びになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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