家庭学の「体験授業会」にぜひ!! <小1~小5対象>
2月 3rd, 2020
2月を迎え、すでに大半の中学校の入試合格者が判明しています。弊社の会員受験生の合格状況は先週土曜日(2月1日)に当HPで公表したほか、同日に開催された各校舎の「入会ガイダンス」(入会説明会)においても保護者にお伝えしていますので、すでに確認しておられるかたもおありでしょう。
弊社の主要ターゲット校の合格状況について見てみますと、男子校の広島学院、修道の合格者数は若干増えているいっぽうで、女子校のノートルダム清心、広島女学院はやや減っています。と言っても特筆するほどの大きな変化はなく、総じていえば例年並みだったと言えるでしょう。その理由としては、主要中学校の応募者数がこのところ横ばい傾向を推移していること、入試の制度に大きな変更がなかったこと、弊社の男女会員数もほぼ昨年並みであったことなどによるものだと思われます。
2月3日現在確認済みの合格状況は以下の通りです。
広島学院65名、修道144名、広島城北145名、ノートルダム清心74名、広島女学院137名、安田女子101名、広島なぎさ133名(男子84名、女子49名)、広島大学附属39名(男子26名、女子13名) ※県立広島の合格状況は、現在確認集計中です。
城北の合格者の増加(昨年112名)は、同校への弊社受験者が昨年より多かったためと思われます。増えたのは同校の近隣に在住の受験生ではなく、市の西部や呉など遠方の受験生でした。おそらく今年の入試日程が作用したのでしょう。なぎさの男子合格者が増えているのは、同校のおひざ元にある弊社五日市校からの男子受験生が、例年よりもだいぶ多かったことによるものです。安田女子の合格者が昨年よりも多い(昨年74名)のは、城北と同様に今年の弊社からの受験生が増加したためであろうと思います(入試方法の変更によるものかもしれません)。増えたのは、主に三篠校、己斐校、広島校など同校の近隣地区の受験生でした。
なお、合格者の最終的な進路選択状況については、今後進路報告書の提出が終了した後にお伝えする予定です。また、受験の動向で来年以降の受験生の参考になりそうな情報があればご報告しようと思います。
さて、そろそろ今回の記事の本題に移ろうと思います。弊社は例年新年度の講座の開講前に、「家庭学がどんな塾なのか、どんな指導をしているのか」ということを知っていただくために、1月末~2月にかけて各校舎で「体験授業会」を実施しています。文字通り、弊社の授業を体験していただく催しです。そのおおよその内容と日程は以下の通りです(すでに開催済みの校舎・学年もあります。ご了承ください)。
① 玉井式国語的算数教室「体験授業会」のご案内 《新小1~小3対象》
弊社の小学校低学年部門には、オリジナル講座の「ジュニアスクール」と、外部より導入している「玉井式国語的算数教室」があります。前者の「体験授業会」はあらかた終了しています(己斐校のみ未開催(2月8日)で、これから予約されれば参加可能です)。そこで今回は、玉井式の「体験授業会」についてご案内させていただきます。
ご存知のように、算数には感覚的な素養、いわゆる「閃き」や「センス」がものを言う単元があります。こうした方面の才能に恵まれた子どもは、目を輝かせて算数・数学の学習に取り組みます。できるなら、そんな子どもにしたいものですね。玉井式国語的算数教室は、こうした領域の才能がどのように芽吹き、花開くのかを研究し、そこに的を絞ったプログラムを開発して成功し、注目を集めています。
たとえば、図形の識別や空間把握、展開図、速さなどの単元で求められる素養は、幼児期から9歳前後までの遊びや学習の体験を通して磨かれるものです(あたかも生まれつきの才能のように思われがちですが)。玉井式では、子どもたちを惹きつける魅力的なアニメーションを生かした独特な指導法で、この領域の才能開発に貢献しています。
また、講座名に「国語的」という表現があるように、国語の要素も取り込んでいるユニークな講座です。算数の長文課題を通して読みの習熟に貢献しています。その手法ですが、アニメーションで楽しんだ物語の続きを長文課題にすることで、子どもの読もうという意欲や、著述場面のイメージ想起を促す効果を引き出しています(文章読解は、文字で描かれた場面をイメージすることでもあります)。
アニメーションと算数・国語学習の融合。このユニークで斬新な手法を用いた玉井式の授業をお子さんに体験させてみませんか?楽しいこと請け合いです。保護者には、玉井式の内容を簡単にご説明したうえで、授業の様子を参観いただきます。お子さんの集中する様子をぜひご覧ください。なお、この催しは己斐校と五日市校では実施しません。これらの校区にお住まいで、本催しに興味をおもちいただいたかたは、誠に申し訳ありませんが三篠校もしくは広島校の体験授業会にお申し込みください。
② 「冬の体験授業会」のご案内 《新小4~小5対象》
弊社の中学受験指導の特色は、「授業」と「家庭学習」を組み合わせることで、子どもたちが自立した勉強の方法を獲得しながら志望校への進学の夢を果たせるよう導いていることです。家庭での一人勉強は、小学生にとっては難しいと思われがちですが、学びのスタイルを繰り返し指導し浸透させていけば、強固な姿勢として定着し、一生モノの財産にすることができます。
そのための指導の軸となるのが「授業」です。どういうことかというと、弊社の授業は単元ごとの基本となる考えかたを子どもたちに教え、家庭学習でそれを深めていく(専用テキストで自学自習をする)ことを繰り返していきます。
したがって、毎回の授業は演習形式(問題を解いて、解法説明をする)でなく、単元を代表する基本課題をもとに、子どもたちの興味・関心を引き出すことから授業を始め、一緒に考え、解き明かしていくプロセスの楽しさを全員に味わわせるよう導いていきます。この形式をくり返すことで、授業を大切にし、家庭学習で理解を深めていく姿勢が培われていきます。「全ては例題が基本となる」ということを学び、躓いたらそこから学び直す。それが個々の学びの基本形となります。中学校進学後も同じ勉強法で学力を大いに伸ばすことができるでしょう。
子どもは未知のことを知るのが大好きです。中学受験の課題には、どの教科にも子どもの好奇心を駆り立てる要素がたくさんあります。それをうまく生かせば、授業は大変盛り上がります。みんなで一緒に考え、突破口を見出すプロセスは楽しいものです。このような授業は、高いレベルの学びを志向する小学生の頭脳の育成に貢献するし、学問に飽きることのない人間を育んでくれます。そのことの価値は、年齢が上がるほどにわかってくるものですが、大人になってからでは時間を巻き戻すことはできません。受験勉強には時間も労力もかかりますが、だからこそ身につけたものは一生失われません。
弊社の「授業」をお子さんに体験させてみませんか? みんなで学ぶ場が楽しくなる。勉強の面白さがわかるようになる。一度の授業体験でそこまで漕ぎつけることは難しいですが、その一端は味わってもらえると思います。家庭学習研究社に通って受験勉強をする。そのことをお子さんが受け入れてくださるためのきっかけにもなるでしょう。
この催しは全校舎で実施します。無料ですので、最寄りの校舎でぜひ授業を体験してみてください。