中学受験へのいざない(5.26チラシの続き)

5月 25th, 2024

 お子さんをおもちの保護者のなかには、中学受験に興味をもっていたものの、具体的な行動に移すまでに至らないまま時機を逸しているご家庭が相当数あると聞いています。実際のところ、中学受験の準備にあたっては最低でも1年以上の期間を必要とします。迷っているうちに、いつの間にかお子さんが6年生になり、受験準備が間に合わなくなるケースが多いのではないでしょうか。

 そこで弊社では、中学受験に興味をおもちのかたのための入門編的な催しを企画し、5月26日にその内容をお知らせするチラシを折り込むことにいたしました。「中学受験へのいざない」というタイトルを掲げています。以下の文章はこれらの催しの趣旨について少し詳しく書いたものです。中学受験は、単に中高一貫校への入学に向けた橋渡しをするだけではありません。育ち盛りの児童が中学入試という目標に向かって努力を重ねる。その経験が先々の人生において大いに役立ってくれます。このことを保護者にお伝えするために書いたものです。よろしければご一読ください。

 なお、今回のチラシは広島市を中心に折り込んでいますが、全ての地域はカバーしていません。また、中国新聞と朝日新聞のみとなっています。チラシの折り込み地域以外にお住いで興味をおもちになったかたは、お問い合わせ等の際にチラシ請求の旨も併せてお伝えください。折り返し、案内書等と一緒にお送りします。

 

 わが子の可能性を広げ、大いなる成長を引き出してやりたい。――これは、多くの親の願いです。子どもがスポーツや習い事をしているのも、このような親心の表れでしょう。私たち家庭学習研究社は、子どもの将来の歩みに思いを馳せる保護者の方々に、中学受験への挑戦をお勧めしています。

 なぜ中学受験なのかというと、「子どもの潜在的な能力を顕在化する」というすばらしい副産物が得られるからです。これは志望校合格を超える収穫であり、小学生だからこそ可能なことです。受験勉強には多くの時間やエネルギー投下が求められますが、それが成長途上にある子どものポテンシャルを刺激し、能力開花に向けた流れを引き出してくれるのです。

 ただし、重要なのは「どんな勉強が望ましいか」という視点です。子どもはみな「知りたい」という強い欲求をもっています。この欲求を満足させるよう指導すれば、子どもの勉強はいやおうなく活性化していきます。それに並行して、学習の習慣や方法を浸透させていけば、将来の大成に向けた確固たる土台を築くことができます。しかしながら、いざ受験するとなると「何としても合格させてやりたい」という思いが募るのが親心というもの。ですが、それが高じると子どもに圧力をかけてやらせる勉強に陥る恐れが多分にあります。これでは能力開花の芽を摘み取ってしまいかねません。

 子どもの成長という視点から、もう一つの重要な要素も外せません。それは、「〇〇中学校に行きたい!」というあこがれの気持ちを育むことです。ご家庭と私たち学習塾との連携で、中学校というつぎのステージの存在に着目させ、夢をもたせてやりましょう。これが功を奏すると、子どものモチベーションは上がり、追い込み期の素晴らしい取り組みを引き出すことができます。受験勉強の進展と歩調を合わせ、中高一貫校という教育環境に興味をもたせたり、どんな学校があるのかを一緒に調べたりすることも忘れないようにしたいものですね。

 私たち家庭学習研究社は、以上のような考えに基づく受験環境を提供し、子どもの将来の大成を見通した民間教育事業を展開しています。夏休みは、受験学習の開始に最も適した時期です。別途にご案内している「中学受験入門編イベント」に参加してみませんか? それが契機となり、お子さんに宿っている潜在的な能力を顕在化する確かな流れが生まれるかもしれません。

 

 いかがでしょうか。お子さんの周囲に中学受験の経験者がおられれば別ですが、そういう環境にないために、中学受験を知ることなく時機を逸してしまうこともあるようです。ぜひ、このイベントに参加してみてください。

 長年中学受験に関わっていると、子どもの将来の展望を描くうえで小学生という時期がいかに大切かを実感することがたびたびあります。というのも、この年齢期に人間としての枠組みが形成されるからです。何かに夢中になって取り組む経験が、その子どもの学力面での大きな変化を引き出すだけでなく、人間形成にも驚くほどの影響を及ぼします。中学受験への挑戦のプロセスをうまく生かせば、なにごとにも粘り強く取り組んだり、先を見通しながら今やるべきことを考えたり、目の前にある課題の優先順位を適切に判断する姿勢が養われます。これが人生の歩みに大きな変化をもたらすのは想像に難くありません。

 少し例を挙げてみましょう。筆者は弊社で長年広報の責任者を務めてきましたが、知り合いの家庭に中学受験のことをお伝えしたのがきっかけで、そこの息子さんに6年生になってから受験勉強をさせてみようということになりました。それが大きな変化をもたらしました。最高峰の私立一貫校に合格されたのです。そこから見違えるような成長を遂げ、トップランクの国立大学医学部に進学。そして今では大きな病院で腕利きの外科医になっておられます。よくあるのは、友達の影響で中学受験に興味をもち、親の理解を得て弊社に通学するようになったお子さんが、思いもしない成長を遂げる話です。友達に誘われて5年生の夏休みから弊社の教室に通い始め、楽しく学習に取り組んでいるうちに頭角を現すようになり、ついには受験校のすべてに合格したお子さんもいます。

 無論、受験勉強は楽ではありません。しかしながら、いったんその面白さを知り、自分を高めることの醍醐味を味わうと、子どもというものは見違えるほど変わっていきます。上述のような偶然が才能開花の引き金になった例は枚挙にいとまがありません。わが子に宿る可能性を引き出すチャンスを与えてやりませんか?

 もしも興味をもたれたなら、まずは行動してみましょう。中学受験というものを知り、国立・公立・私立の様々な中高一貫校が広島にあることを知っていただきたいですね。そして、お子さんと話し合ってみてください。そこから思いもかけない学業成就の道が開けてくるかもしれません。

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