8/4イベント「私学がきみを呼んでいる!」のご紹介

7月 23rd, 2024

 弊社では、8月3日(土)と4日(日)に県民文化センターにて大がかりで多彩なプログラムをラインナップしたイベントを開催いたします。詳しくは、本ホームページの案内でご確認いただき、興味を惹かれるプログラムを見つけたらぜひお申し込みのうえ参加ください。

 2日間に及ぶ催しのうち、中心となるのは3日の午前中に多目的ホールで実施する共学一貫校の紹介イベントと、4日の午前中に同じ会場で実施する私立一貫校の紹介イベントです。筆者はこのうち、私立一貫校の紹介イベントの企画・プロデュースを担当しました。この催しの「私学がきみを呼んでいる!」(副題:~広島の私学の魅力を徹底研究~)という呼称は、かつて毎年6月に実施していた主要私学の紹介イベントから受け継いだものです。その催しは、コロナ感染問題で数年間の中断を余儀なくされていましたが、久々に復活させたのが本イベントです。対象者は、小学3~6年生の児童と保護者で、弊社会員以外のご家庭もお申し込みになれば参加いただけます。弊社HPの実施要項と案内をご確認のうえ、都合が合えばぜひお越しください。

 今回は催しの大まかな内容についてご紹介しようと思います。タイトルから想像がつくと思いますが、この催しは私学の魅力を受験生家庭にご紹介することを意図しています。以前は、男子私学3校と共学のなぎさ、女子私学3校と共学のなぎさの組み合わせで、男子編と女子編に分けて実施していましたが、催し復活までの期間にスタッフの異動などもあり、以前と同じような規模や趣向での開催は難しい状況になりました。そこでとりあえず今回は、私立男子一貫校の広島学院と修道、私立女子一貫校のノートルダム清心と広島女学院の4校をまとめてご紹介する催しに衣替えしました。これら4校は、広島では中学受験をしない児童にもよく知られており、全国的にも名前の通った私立の中高一貫校です。伝統や実績も十分で、「広島のザ・私学」といっても過言ではありません。

 

では、イベントの概要をご紹介しましょう。全体を2部構成としています。

 

第1部:私学の教育環境と子どもの成長 10:00~10:30

 第1部は、メイン話者に修道中学校・高等学校の田原俊典先生をお招きしました。田原校長に、弊社からの様々な問いかけをし、それにお答えいただきます。私立一貫校という教育環境が子どもたちの成長にどんな影響をもたらすかについて、共に考えていただければ幸いです。ただし、来場者のおよそ半数は小学生の子どもたちです。子どもでも分かる内容、子どもの関心事を織り交ぜています。修道の田原校長は広島の私学の顔と言えるほど知名度の高い教育者です。その田原校長のお話を通して、私立一貫校に6年間通うことの価値について新たな気づきがあったならうれしいです。

 近年は、全国各地に公立の共学一貫校が設立されています。また、既存の男子私学や女子私学が共学化される例も少なくありません。そんななか、本催しでご紹介する4校はすべて男女別学の教育形態をとっています。また全国に名をとどろかせている有名私立一貫校も、大多数が今に至るまで男女別学を維持しています。昨今は、ジェンダー平等という視点から「学校はすべて共学が望ましい」という声も高まっていますが、男女別学には相応のよさがあります。一定年齢期に男子と女子を分けて教育することにどんな意義があるのか、知りたいかたも少なくないことでしょう。ちなみに、男子受験生の大半は、男子校志向であるのをご存知でしょうか。その理由も、本催しでお分かりいただけるでしょう。

 

 以下は、第1部で取り上げる話題をいくつかピックアップしたものです。

・私立学校とは、そもそもどういう学校のことでしょうか?国立や公立の学校と比べて、どのような点に違いがあるのでしょうか。

・中学生の段階から遠くの私学に通う子どもがいるが、負担にならないのでしょうか?

・第2部で紹介する4つの私学はすべて男女別学ですが、そのよさはどういうところにあるのでしょうか?

・私学を卒業後、「私学出身者でよかった」と思えるようなことはありますか?

・勉強以外で、今のうちに大事にして(身につけて)おくべきことはありますか?

 他にも、保護者や子どもたちが知りたかった情報を耳にできると思います。お楽しみに!

 

 

第2部:広島の私学の魅力って!? 10:30~12:10

 第2部は、今回参加いただいた私学から先生と中3の生徒さんを1名ずつステージにお招きし、自校の学校生活に関する様々な情報を提供していただく趣向となっています。3~4年生児童も会場におられるので、年齢の近い中学生の生徒さんからの情報発信を主に取りあげました。以下、大ざっぱな内容をご紹介しましょう。

1.私学の先生と生徒さんの自己紹介・制服紹介

 まずは参加各校の先生と生徒さんに自己紹介をしてもらいます。自校の制服も簡単に紹介してもらいます(冬服はスライドで紹介)。これから受験する子どもたちから見ると大人っぽく見える中3生ですが、わずか2年数カ月前に中学受験を体験したばかり。そんな生徒さんの立派な立ち居振る舞いを見て、「わが子も、こんなふうに成長してくれたら」という思いを強くされることでしょう。

2.私の、ぼくの1日を紹介します!

 私立の一貫校の生徒さんは、それぞれの学校でどんな生活を送っているのでしょうか。小学生の子どもたちはまだ人生経験に乏しいため、私学での生活の様子をイメージするのは難しいかもしれません。そこで、各私学の生徒さん一人ひとりに、朝の起床、通学道中、学校での授業、昼休み、部活の様子などについてわかりやすく説明してもらいます。

3.私学の生徒さんに質問!

 私学4校の生徒さんに5つのクイズ的な質問をします。生徒さんにはア~ウの三択で答えてもらいます。たとえば、1日の家庭での勉強時間、大好きな学校行事、中学受験をやめたくなったことはあるか、などです。生徒さん、先生からコメントをいただく予定ですが、これから受験を経験する子どもたちにとって参考になる話、元気の出る話が聞けるかもしれません。

4.私学で学力を伸ばしているのはどんな生徒?

 先生がたにお話しいただくコーナーです。私学での生活に溶け込み、部活に勉強にと精力的に取り組み、大いなる成長を遂げている生徒さんに、何か共通する特徴のようなものはあるのでしょうか。それは、ひょっとしたら受験対策をしている時期の生活や勉強のありかたとリンクしているかもしれません。また、先生がたからいただくお話は、保護者の子育てにとってもヒントになるかもしれません。

5.家庭学に通っていたころの思い出は?

 中3の生徒さん一人ひとりに、受験生として家庭学に通っていたころの思い出を語ってもらいます。中学受験塾としての家庭学は、あまりハードな勉強を強いることがなく、中学進学後も、「みんなで励まし合い、競い合う受験生活が楽しかった!」と語ってくれる卒業生が多いと感じます。果たして実際はどうなのでしょうか。また、受験生時代に乗り越えた悩みがあったとしたら、どんなことなのでしょうか。先輩たちの思い出話が、これから受験をする後輩たちにとってよい励みになればいいですね。

 

 催しの最後には、4校の先生と生徒さんたちから、中学受験をめざしている子どもたちに激励のメッセージを送っていただきます。現在3~4年生の子どもたちにとって、受験はまだ遠い先のことで実感が湧かないかもしれません。しかし、5年生の子どもたちは1年半後に受験が控えています。まして6年生の子どもたちは半年後に受験本番が訪れます。この催しへの参加で、受験に向けたモチベーションを一気に上げていただきたいですね。保護者におかれては毎日忙しい生活を送っておられると思いますが、親子でぜひこの催しに参加いただきますようご案内申し上げます。きっとお子さんの受験準備に向けたギアがあがることでしょう。

 6年生は半年後、5年生は1年半後に入試がやってきます。本催しへの参加でよい刺激をたっぷりと浴び、受験に向かう態勢を整えましょう! 受験生家庭の参加をお待ちしています!

Posted in お知らせ, 家庭学習研究社の特徴, 私学について, 行事のお知らせ

おすすめの記事