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2年生の今月の本


ワニのライルとなぞの手紙 タイトル ワニのライルとなぞの手紙
著者 バーナード・ウェーバー(作)
小杉 佐恵子(訳)
出版社 大日本図書
 

 プリムさん一家とくらしているワニのライルは、まちじゅうの人気者。みんなライルが大すきです。ライルも、このすばらしい世界ぜんぶが大すきでした。このよに、ライルをにくんでいる人は、たったの一人だっていません。少なくとも、ライルはそう思っていました。

 ところがある日、ライルあての手紙が、そっとおいてあったのです。
「あんたなんかだいきらい。もう、がまんできないくらいあんたがきらい あんたのてきより」
 うちじゅう、ただびっくりするばかりでした。
「なんてひどいことを!」
 プリムさんのおくさんはさけびました。
「しんぱいすることはないさ。今までどおりのきみでいればいいんだ。手紙のことはわすれるんだよ」
 プリムさんはいいました。その夜、ライルは、いっしょうけんめい手紙のことをわすれようとしました。でも、やっぱりかんがえてしまうのでした。
「ぼくのことをきらいな人がいるんだ」

●ライルは何とか手紙のことを忘れようとしましたが、2通目のなぞの手紙がきてしまいます。一体、この手紙の差出人はだれなのでしょうか?ワニのライルのお話は、この他にもたくさん出ていますので、是非読んでみてください。

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