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1年生の今月の本


雨の日のふたり タイトル 雨の日のふたり
著者 とりごえ まり
出版社 アリス館
 

 しんくんは、しんぱいしょうのリスの男の子。のんちゃんは、のんきなリスの女の子。ふたりはとってもなかよしです。

 きょうは、のんちゃんが、しんくんのいえにあそびにくることになっています。でもいつまでまっても、のんちゃんはきません。しんぱいになってきたしんくんは、いろいろなことをかんがえます。

「のんちゃん、くいしんぼうだから、きのみをひろっているうちに、みちにまよったのかも……」
「もしかしたら、とちゅうですべって、あなにおちちゃったのかもしれない……」
「そうだ、かぜがふいて、とおくにとばされちゃったんだ……」 

  しんくんは、もうしんぱいでしんぱいで、いえをとびだしました。

●とっても心配性のしんくんと、ほんとうにのんきなのんちゃん。二人が対照的に描かれているのが、とてもおもしろくて、温かい気持ちにさせてくれるお話です。かわいくて、カラフルなイラストもすてきな一冊です。

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