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1年生の今月の本


おにいちゃんのたからもの タイトル おにいちゃんのたからもの
著者 小暮 正夫
出版社 文渓堂
 

 おにいちゃんは、えらい。つよくて、すごい。ぼく、おにいちゃんのおとうとで、よかった!タツユキは、まい日一かいくらい、そうおもう。

  きょう、せんせいが、さく文をかえしてくれた。五じゅうまるに、はなまるがついていた。

 さく文のだいは、「もぐりっこ」。おにいちゃんと、おふろで「もぐりっこ」をしたときのことをかいた。おにいちゃんは、五十七数えるまでもぐれたけど、ぼくはたったの十六。だけど、おにいちゃんは、
「ぼくだって、はじめから一ぷんももぐれたわけじゃないんだ。」
と、なぐさめてくれた。ぼくのことを、けなさなかった。

  それがうれしくて、ぼくは、さく文のじかんに「もぐりっこ」のことをかいたんだ…。

● おにいちゃんは、どうして、タツユキにこんなに慕われているんだろう……。タツユキにこんなふうにしてあげるからかな…。ぼく(わたし)も、お友達にこんなふうにしてあげよう!……と感じられそうなお話です。

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