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> ひろくんはわすれんボーイ
タイトル | ひろくんはわすれんボーイ | |
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著者 |
竹崎 有斐(作) 土田 義晴(絵) |
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出版社 | 偕成社 | |
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「ひろくんはわすれんぼのてんさいだ。」こんなことをひろくんはいわれています。どうしててんさいなのかっていうと、考えられないようなわすれものをするからです。 その日も、ひろくんはきょうしつでカバンをあけて、どきっとしました。たしかに、昨日カバンにいれたはずの、ふでばこが入っていないのです。ひろくんがふでばこをわすれたのは、これで六回目。今日はもう、先生はえんぴつをかしてはくれません。ひろくんはうちにふでばこをとりに行くことになりました。そこで、ひろくんはとんでもないわすれものをしてしまうのですが……。 ●わすれものの一つや二つなら、だれだってたまにしてしまいます。けれど、ひろくんはふつうでは考えられないような忘れ物をするから、忘れ物の天才なんです。一年生のお子さんも、この時期になると、すっかり学校生活にも慣れていることと思います。忘れ物ばかりしてしまうひろくんの姿を通して、今一度、自分自身の物にたいする管理などについて振り返ってみてはいかがでしょうか。 |