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1年生の今月の本


おかいものだあいすき タイトル おかいものだあいすき
著者 渡辺 茂男(作) 大友 康夫(絵)
出版社 あかね書房
 

 くまのくまたくんは、おかあさんといっしょに、夕ごはんの買い物にでかけました。

  スーパーの入り口で、おかあさんは、たくさんつんであるかごを一つとりました。くまたくんも、一つかごをとりました。

 くだものうりばには、たくさんのくだものがならんでいます。おかあさんは、りんごを三つかごにいれました。くまたくんは、
「ぼく、バナナだあいすき!」
といいながら、バナナを一ふさとって、じぶんのかごにいれました。

 つぎのうりばには、ぎゅうにゅうやジュース、プリンやチーズなど、いろいろおいしそうなものがならんでいました。おかあさんは、ぎゅうにゅうとバターをかごにいれました。くまたくんは、
「ぼく、ヨーグルトとプリンだあいすき!」
といいながら、ヨーグルトとプリンをかごにいれました。

 おかあさんのしらないうちに、くまたくんは、どんどんお買い物をしています。

●おかあさんの知らないうちに、好きなお菓子を買い物かごに入れたり、試食コーナーで試食していたり、そんなこっそりお買い物を楽しむ子どもの様子が上手に描かれたお話です。小さなお子さんにとって、おかあさんの真似をしてお買い物をするのは、とても楽しいことなんですね。この本を読まれた一年生のお子さんは、くまたくんの気持ちがよーくわかるのではないでしょうか?

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