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1年生の今月の本


アレクサンダとぜんまいねずみ タイトル アレクサンダとぜんまいねずみ
著者 レオ・レオニ(作) 谷川 俊太郎(訳)
出版社 好学社
 

 ねずみのアレクサンダが ほしいのは、一つ二つのパンくずだけ。それなのに、にんげんは、かれをみつけるたびに、たすけてと ひめいをあげたり、ほうきで おいかけたりします。あるひ、アレクサンダは、ウィリーというなまえの ぜんまいねずみにであいます。ウィリーは、アニーのおきにいりのおもちゃでした。アレクサンダとウィリーは ともだちになり たのしいじかんをすごしました。けれども、アレクサンダは ときどき 「ぼくも ぜんまいねずみになって、みんなに ちやほや かわいがられてみたいなあ。」と、ウィリーをうらやましく おもいました。

  あるひ、ウィリーは、
「にわの しげみのちかくに、いきものを ほかのいきものに かえることのできる、まほうの とかげがすんでいるそうだよ。」
と、アレクサンダに いいました。アレクサンダは、さっそく にわに はしって いきました。

●アレクサンダは、おもちゃのねずみに変えてもらえるように、むらさきの小石をあちらこちらと、探しまわります。やっと、小石をみつけたと同時に見つけたのは、がらくた箱に捨てられているウィリーでした。まほうのとかげのもとに、いそいで走り、アレクサンダが、とかげにたのんで手に入れた本当に大切なものとは。

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