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> おばあちゃんはおばけとなかよし
タイトル | おばあちゃんはおばけとなかよし | |
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著者 | 角野 栄子(作) わたべ あけみ(絵) | |
出版社 | 小峰書店 | |
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いなかから あそびにきた おばあちゃんは、めずらしく つえを ついていました。 「おしいれやま」は、ふだんは おしいれで、しずかに くらしている おばけですが、おすもうの じきが ちかづくと、おすもうを したがります。十日ばかりまえのこと、おばあちゃんは、おふとんをおしいれに いれようとしました。だけど、きのうまで きちんと はいっていた おふとんが、どうしても はいりません。おばあちゃんが、うーんと おすと、ぐーっと おしかえしてきます。おばあちゃんは、
「ははあん?おしいれやまの しわざだな。」と、おもいました。 ●おばあちゃんは、月に1度、ヒロたちのうちに遊びにきては、おばけの話を いろいろしてくれます。「おしいれやま」に、「かべにゅうどう」や、「ぐるぐるんぼ」などなど。一体どんなおばけなのでしょうか。おばあちゃんが話してくれるおばけは、ちっとも怖くありません。おばあちゃんの話をきいていると、家の中でときどきおこる不思議なことは、どうもおばけたちの仕業のような気がしてきます。みなさんも、家の中にどんなおばけがいるか、探してみませんか。 |