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> おばけの森ハイキング
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タイトル |
おばけの森ハイキング |
著者 |
山末 やすえ(作) 山口 みねやす(絵)
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出版社 |
文溪堂 |
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「どうしよう!」
あさ目をさましたとたん、たくまくんは大きなためいきをはきだしました。きょうはぜったいに、学校にいきたくないのです。なぜかというと、きのう、たくまくんは、うまれてはじめて歯いしゃさんにいきました。そこでおもいっきりなきわめいてしまったところを、おなじクラスのあべみさきちゃんに見られてしまったからです。みさきちゃんは、おせっかいで、おしゃべりで、たくまくんははっきりいってきらいです。きっと、クラスじゅうにたくまくんが歯いしゃでなきわめいたことがしれわたってしまいます・・・。ぎゅっとふとんをかぶっていると、
「じゃあ、きょうはがっこう行かなくてもいいわよ」
というおかあさんの声。そうです。きょうは日よう日。がっこうはお休みです。それに、きょうはのぐちくんとみはらし山にハイキングにいくやくそくです。やくそくを思い出すと、たくまくんはきゅうにわくわくしてきました。ところが、のぐちくんはきゅうにいけなくなってしまい、かわりにみさきちゃんと2人でみはらし山に行くことになってしまったのです。しかも、みさきちゃんはおばけたんけんをしようなんていいだして・・・。
●おばけたんけんに出かけたたくまくんとみさきちゃん。うすきみわるい森の中を歩いていると出てくるのは、へびにけむしにおばけの木・・・。ぜんぜんこわがらないみさきちゃんとは正反対に、たくまくんはドキドキの連続です。二人はぶじにちょう上までたどり着けるのでしょうか。
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