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1年生の今月の本


こぶたしょくどう タイトル こぶたしょくどう
著者 もとした いずみ(作) さいとう しのぶ(絵)
出版社 佼成出版社
 

 こぶたのきょうだい ぷちとちびこは お店(みせ)を はじめることに しました。「こぶたしょくどう」です。子どものときに つれていってもらった、となり町のレストランみたいな、おいしくて すてきなお店を 開くのが ゆめ だったのです。
ハンバーグにカレーにラーメン、手作(てづく)りプリンに いちごのケーキ…。ぷちにいちゃんの 作る料理(りょうり)は どれもおいしくて、こぶたしょくどうは たちまち 大人気になりました。
だけど きつねのおばさんだけは、ぜったいに お店にちかづこうとは しません。
「こぶたの りょうりや なんて きいたことがない。こぶたなんかが つくる りょうりが、おいしい わけがないわ。」
 これをきいた きょうだいは、なんとかして 料理を食べて もらいたいと、おばさんを お店に しょうたいしました。だされた 料理を 一口(ひとくち)たべた おばさんは、「おいしい!」と 心のなかで 思(おも)ったけれど、みんなに きづかれないように、むずかしいかおを つづけています。

●「ぷちにいちゃん」の料理は、大人も子どもも大好きなメニューばかりで本当においしそう! 素直になれない狐のおばさんは、兄妹に本当の気持ちを伝えることができるのでしょうか? 心を込めて作る料理には、人を元気にする不思議な力があると教えてくれるお話です。

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