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1年生の今月の本


としょかんねずみ タイトル としょかんねずみ
著者 ダニエル・カーク(作・絵) わたなべ てつた(訳)
出版社 瑞雲舎
 

 サムは、としょかんにすむ ねずみです。サムは、ほんが だいすき。よるになって みんなが うちにかえり、あかりが きえて しずかになると、あなから ぬけだして、おもうぞんぶん ほんを よみます。えほん、ものがたり、でんき、ししゅう、りょうりのほん、ミステリーも。サムの あたまの なかには、ほんで よんだことや、べんきょうしたことが ぎっしり つまっていました。そこで あるばん、サムはじぶんでも ほんを かいてみることにしたのです。
 サムは、つくえから かみを もってきて、それを なんども ちいさくおり、ほんの ページを つくりました。さくぶんの ほんには、「あなたのよくしっていることをかきましょう」と かいてあったので、サムは、ねずみの せいかつに ついて かくことにしました。かがみに むかって ポーズをとり、えも かきました。そして、ついに、はじめての ほんを かきあげたのです。サムは、ひょうしに、『ちゅてきなねずみのまいにち』とかき、でんきコーナーにいって、じぶんのほんを ほんだなに おしこむと、かべの あなに もどって、つぎのひを まちました。

●次の日、図書館に来ていた女の子が、サムの本を見つけます。サムの本はたちまち大人気になり、みんながサムに会いたいと言い出したのです!さあ、サムはどうするのでしょうか?空想の世界に浸って楽しく自由に絵本を描くサムの姿を見て、自分も絵本を描いてみたいと思うお子さんもおられるかもしれませんね。

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