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1年生の今月の本


もりのゆうびんきょく タイトル もりのゆうびんきょく
著者 舟崎 靖子(作) 舟崎 克彦(絵)
出版社 偕成社
 

 もりの ゆうびんきょくで はたらく はりねずみさんは、あさから おおいそがし。もりの あちこちにある ポストを まわって、ゆうびんを あつめます。それを ゆうびんきょくに もって かえって スタンプを おし、はいたつに でかけるのです。
おひるに なりました。はいたつを おえた はりねずみさんは、きりかぶに こしかけて、ゆうびんかばんから おべんとうを だしました。きょうの おひるは サンドイッチ。一まいしか ないけれど、とっても おおきい 一まいなんです。
 クシャ クシャ パリパリ アグ アグ パリパリ
 はりねずみさんは、サンドイッチを たべながら、はてなと くびを かしげました。パリパリって なんの おとかしら。はりねずみさんは、サンドイッチを みて びっくり。ハムや トマトの あいだに、一まいの かみきれが はさまっています。サンドイッチと いっしょに てがみを たべてしまったようです。いったい だれの てがみだったんでしょう。

●残っているのは、封筒の裏の「や」と書かれたところだけ。このヒントをたよりに、はりねずみさんは、手紙を書いた「や」のつく「や」さんを探し始めます。挿絵も多く、絵本と児童書の両方の要素が入っているお話なので、一人読みを始めたお子さんにぴったりです。「や」がつくのは誰だろう?と親子で推理するのも楽しいですね。

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