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> オバケたんてい
タイトル | オバケたんてい | |
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著者 | 藤江 じゅん(作) 吉田 尚令(絵) | |
出版社 | あかね書房 | |
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オバケの ぱらぱらと ぐるぐるは、人を おどろかすのが 大すき。いつも いたずらをしては 人を おどろかせて おおよろこびしています。ある よるの ことです。ぱらぱらと ぐるぐるが、やねの上で のんびり 休んでいると、あかりが ぽつんと ともっている いえが ありました。二かいの まどべでは、男の子が ひとり、ためいきを ついています。「あの子、こんな よふけに、ねないで あそんでる」ぱらぱらは、はりきって いいました。「ようし。おどろかしてやろう」 ●男の子の名前はダイ。つい最近、この町に引っ越してきたばかりです。話を聞くと、明日の妹のお誕生日のために作った大切なバースデーケーキのいちごがひとつ、なくなっているというのです。それを見た妹は、どんなにがっかりすることでしょう。もしかすると、ダイが食べたと思われるかもしれません。困っているダイを見て、ぱらぱらとぐるぐるは力を貸すことに。さあ、オバケたんていは無事事件を解決することができるでしょうか?人を驚かせてばかりだったふたりのオバケが、今度は人を助けるために奮闘する姿に、どうぞご注目ください。 |