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1年生の今月の本


おいもができた タイトル おいもができた
著者 馬場 隆(監修) 榎本 功(写真)
出版社 ひさかたチャイルド
 

 さつまいも。みなさんが よく しっている おいもですね。たべたこともあるし、あきには いもほりをしたことも あるでしょう。でも、このさつまいも、どのように そだつか しっていますか?
 はるの はじめ、さつまいもを ひとつひとつ きれいに ならべて つちに うめます。そのまま いっかげつくらい まって ほりだしてみると、おいもから たくさんの めが でます。この めを きって、はたけの つちに うえるのです。はるから なつに かけて、おいものめは はっぱを ふやし、つるを のばし、だんだん おおきくなっていきます。
 そのころ、つちのなかでは、ゆっくり じっくり そだっているものが あるんです。それは ねっこ。ちいさな かわいい ねっこが そだちはじめています。ねっこは ちょっとずつ のびて、あかく、そして ふとく なっていきます。
 あきです。おいもの はたけは、たくさんの はっぱと つるで おおわれました。そして つちのなかのねっこは、とてもふとく、あかくなっています。そう、これが さつまいも。おいもは、つちのなかの ねっこが おおきく おおきく そだったものだったのです!

●さつまいもが育つ過程を、写真と分かりやすい文章で説明してくれています。普段は見ることのできない土の中の様子はとても興味深く、さつまいもが成長する迫力満点の姿に、お子さんも保護者の方も驚かれることでしょう。また、さつまいもはアサガオの仲間なので、アサガオに似た美しい花を咲かせるそうです。さつまいもの花の写真も載っていますので、お子さんと一緒に是非ご覧ください(さつまいもには、多くの育て方があり、この本で紹介しているのは一つの例です)。

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