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1年生の今月の本


ポテトむらのコロッケまつり タイトル ポテトむらのコロッケまつり
著者 竹下 文子(文) 出口 かずみ(絵)
出版社 教育画劇
 

 ポテトむらの ポテトおばさんが、はたけに じゃがいもを うえました。つちを よくよく たがやして、たくさん たくさん うえました。じゃがいもは すくすく のびて、はたけいちめんに みどりの はっぱが しげりました。かわいい はなも さきました。はっぱが きいろく なったころ。ポテトおばさんが はたけを ざっくり ほると、つちの なかから りっぱな じゃがいもが ごろごろ でてきました。
 とれた じゃがいもは、サラダにしたり、スープにしたり、グラタンにしたりして たべましたが、まだまだ やまほど のこっています。そこで、むらの おまつりに、コロッケを つくって みんなに ごちそうしようと かんがえました。「だけど、ふつうの コロッケでは つまらないわね。なにか びっくりするような おもしろいことは できないかしら」おばさんは、かんがえて、かんがえて、ひらめきました。「そうだ!みんなに てつだって もらって、おおきな コロッケを つくったら どうかしら。だれも みたことがないくらい おおきな おおきな、せかいいち おおきな コロッケを!」

●ポテトおばさんの提案に、村の人達も大賛成。早速みんなで集まって準備が始まりました。材料はどれだけいるか、どうやったら壊れないで作れるかなど、みんなで知恵を出し合って考えます。失敗もあるけれど、みんなで一つの目標に向かって頑張ることは楽しいですよね。イラストの村人達も、みんな笑顔でいきいきしています。読んだ後は、コロッケが食べたくなること間違いなしです!

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