トップページ > 読書案内 >  2年生の今月の本 > 2年生におすすめの本
 > ぼくのだいじなももたろう

2年生の今月の本


ぼくのだいじなももたろう タイトル ぼくのだいじなももたろう
著者 東 君平
出版社 あかね書房
 

 とうさんのいいところは、どうぶつや子どもがすきなところだとぼくはおもう。ある日、とうさんが小さなはこをだいじそうにかかえてかえってきた。
「どうだ、かわいいだろう。」
 そっとあけて、ぼくに見せてくれた。
「ネズミだ!」
「しーっ、ちがう、ハムスターだ。」
 かあさんはネズミが大きらいだから、きっととびあがってしまう。ぼくととうさんは、そっと二かいに上がって、ハムスターのことをいろいろきめた。

「その一、名まえをももたろうにする。その二、えさのせわはぼくととうさんでする。その三、とうさんがげいをおしえて、おもしろいハムスターにする。その四、かあさんにハムスターをかうことを、あしたいう。」

  つぎの日のあさ、
「キャーッ!」
 二かいからかあさんのひめいがきこえてきた。二かいへかけ上がると、へやのすみっこに、ももたろうがはいってたはこがおちてる。
「いないぞ。ももたろうがいないぞ。」

●「ネズミのかくれてるいえなんか、ぜったいいやですからね。」
  と、かあさんはネズミさがしをするようにいいます。ももたろうは、どこにいってしまったのでしょうか? 生き物とくらす楽しさ、生き物の命の大切さが感じられるお話です。

Page Top