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タイトル | ぼくがいぬになったら | |
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著者 | 伊東 信 | |
出版社 | 草炎社 | |
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ぼくのなまえは、ゴロたん。あと1しゅうかんもすると運動会なんだけど、ぼくは、ねぎににんじん、そのつぎに、うんどう会のかけっこがきらいなんだ。きょうもごごからうんどう会のれんしゅうがあった。八十メートルきょうそうは、二回れんしゅうしたけど、ぼくはいつもビリだった。 「まけてもいいから、さいごまでがんばることが、えらいんだぞ!」 そんなとき、うちに、こうすけおじさんがやってきた。おじさんは、大学のけんきゅうしつで、動物のけんきゅうをしている。おかあさんがへやを出ていったとき、おじさんがきゅうにまじめなかおで、 つぎの日から、ぼくは、へんしんするために、すばしっこい犬をさがすことにした……。 ●あとがきで、作者が、《外見の上だけの変身ではなく、やはり『ぼくはぼく』『わたしはわたし』で、自分の心と姿を大切にしてがんばる子供が、ぼくはいちばんすきです。そういうきみたちのために、この本を書きました。》と書かれています。大切なことだけど、ついついわすれてしまいそうなこと……。ではないでしょうか。 |