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2年生の今月の本


ミーノのおつかい タイトル ミーノのおつかい
著者 石津 ちひろ
出版社 ポプラ社
 

 あるはれたひのごご。ねこのミーノは、にわでのんびりとひなたぼっこをしていました。すると、ミケノロスじいさんがまどからひょっこりとかおをだし、いつもよりずっとよわよわしいこえで、こういったのです。

「ミーノや、わるいがわしのために、おさかなをかってきてはくれまいか。おいしいおさかなをたべたなら、げんきになれるとおもうんじゃよ。」

  ミーノは、ミケノロスじいさんのために、まちまでおさかなをかいにいくことになりました。けれども、ミーノのあしどりは、あまりかるくありません。ミーノにはおおきなしんぱいごとがあったのです。おいしいおさかなをかったあと、それをたべないでもってかえることができるのでしょうか。

「そうだ、いいことおもいついた!」
 ミーノはいいました。
「さいしょから、いいわけをかんがえておけばいいんだ! そしたらもしおさかなをたべちゃったとしても、だいじょうぶだもんね……。」

●ミケノロスじいさんにかいものをたのまれたミーノ。道々、いろいろないいわけをかんがえますが……、はたしてぶじにおさかなをもってかえることができるのでしょうか? それとも……? とても意外なラストが待っている、楽しい作品です。

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