つよしくんは、うんどうが大キライ。かけっこもボールなげもへたなので、みんなから「よわしくん」とよばれています。そんなつよしくんが、ひょんなことから、先生としておばけの学校にしょうたいされます。

　おばけの学校では、たけのぼりやかけっこで、一番になってはいけません。つよしくんは、こうちょう先生にほめられるたび、なんだかとってもヘンなきぶんになっていきました。そして、最後にとび箱をとぶことになりました。こわくて、つよしくんがふるえていると、オバケの子どもたちのナイショ話が聞こえてくるではありませんか。

にんげんの子どもって、うんどうがヘタだよねぇ」
「げんきがないんだよね」

　 それを聞いたつよしくんは、ゆうきをふりしぼってとび箱にいきおいよく走りだしますが･･･！？