トップページ > 読書案内 >
2年生の今月の本 > 2年生におすすめの本
> 月夜の野ウサギ
タイトル | 月夜の野ウサギ | |
---|---|---|
著者 | 金田 喜兵衞(作) 狩野 ふきこ(絵) | |
出版社 | ひくまの出版 | |
|
||
「うわっ」 ――このとき、山でヘビからたすけた野ウサギの子。ぼくの手の中で、黒い目をパチッとあけていますが、まだ、ぶるぶるふるえています。ぼくはおもいきってききました。 ぼくが、いっしょうけんめいにそういうと、お父さんはしばらく考えこんでから、おもいきったようにいいました。 ●山で見つけた野ウサギをかうことになったぼく。けれども、世話はなかなかうまくいきません・・・・・・。「野ウサギを飼っていても月夜の晩にいなくなる」「お月さまが、野ウサギを連れて行ってしまう」などといったある土地の言い伝えをもとにした、野性と人間との関わりあいの厳しさ、また、心のふれあいを幻想的に描いた作品です。 |