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2年生の今月の本


ぼくはめんたんてい1 きえた犬のえ タイトル ぼくはめんたんてい1 きえた犬のえ
著者 マージョリー・W・シャーマット(作)
マーク・シマント(絵) 光吉 夏弥(訳)
出版社 大日本図書
 

 ぼくは、めいたんていのネートです。ついさいきんあったじけんのお話をしましょう。ちょうど、あさごはんを食べおわったときでした。とつぜん、友だちのアニーからでんわがかかってきました。かい犬のファングをかいた絵がなくなってしまったというのです。ぼくは、これまでに、とんでいったふうせんも見つけたし、本もスリッパも金魚でさえ見つけてきました。こんどもかならず見つけてみせます。

  ぼくはさっそく、たんていらしいきりっとしたかっこうをして、アニーの家にでかけました。まずは、アニーのへやからしらべましたが、やはり絵は見つかりませんでした。
「だれか、その絵を見たものはいる?」
「なかよしのロザモンドが見たし、弟のハリーも見たわ。それにファングも。でもファングは犬だからちがうわね。」
「いや、このさい、犬でもべつにはできないよ。」
 ぼくは、犬のファングからちょうさをはじめることにしました。

●「ぼくはめいたんていシリーズ」の第1弾です。名探偵ネートの思考力、冷静さには目をみはるものがありますが、それでいて、パンケーキが大好きだったり、でかけるときにはママへの置手紙を忘れないなど、子どもらしいかわいい一面もあります。大人でも最後まで誰が犯人かわからない展開になっていますので、ネートと一緒に親子で推理を楽しんでみてはいかがですが?

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