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2年生の今月の本


ゴインキョとチーズどろぼう タイトル ゴインキョとチーズどろぼう
著者 エミリー・ロッダ(作) さくま ゆみこ(訳)
たしろ ちさと(絵)
出版社 あすなろ書房
 

 チュウチュウどおり一番地に住んでいるゴインキョは、お宝をどっさりもっています。それは、金色にかがやくチーズでした。

  ある夜、ゴインキョは、玄関のドアの手前に、手紙が落ちているのに気づきました。手紙には、「ひとりぐらしの お金もちのお年よりへの、けいこくです。さいきん、ネコイラン町は、どろぼうにねらわれています。あなたのざいさんをまもるために、3びきの強いガードマンを やとうことをおすすめします。」と、書いてありました。

 ゴインキョがあわてていると、ちょうど3びきの強そうな大きなネズミが、やってきて言いました。
「もしかして、こちらでは、3びきの強いガードマンをおさがしではありませんか?」
 ゴインキョは、大よろこびで、3びきを中にいれました。でも、ネズミたちは、ゴインキョのチーズを見ながら、にやにやしています。

●ゴインキョは、お宝のチーズをながめたり、お客さんにチーズを見せたりするのが大すきでした。でも、なによりもすきだったのは、友達をよんでチーズをごちそうすることでした。チーズが、すっかりぬすまれてしまうなんて、考えただけでも、さみしくてたまりません。3びきのネズミは、やってきたタイミングといい、様子といい、いかにもあやしそうなのですが、ゴインキョは、彼らから、チーズを守ることができるのでしょうか。

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