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> ごんたとべえの でんぐりがえし
タイトル | ごんたとべえの でんぐりがえし | |
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著者 | 野本 淳一(作) 長 新太(絵) | |
出版社 | 小峰書店 | |
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ごんたは、山にかこまれた小さな村で、ねこのべえとくらしていました。ある日、村びとたちが さわいでいました。 ところが、つぎの朝、地ひびきをたてて、おろちが山をおりてきました。ごんたは、にげながら、おろちめがけて、矢をうちました。すると、なんと、その矢は、ちょうど、おろちがごんたをのみこもうとしたとき、ひらいた口の中へはいっていきました。矢は、おろちのからだの半分までとおり、おろちの口の中には、矢のはねが、いっぱいにつまっています。手を持っていないおろちは、自分で矢をぬくことができません。 ●ごんたは、おろちをどうしようか、村人と相談します。「おろちのいうことなんか、信用できない。」「宝のありかをきくのが先だ。たべられてしまうぞ。」という、村人たち。「矢をぬいてくれるのが、さきです。」と言うおろち。そうして数日が過ぎたところへ、とのさまがやってきて、「おろちのたからは、わしのものだ。なんとか、手に入れろ。」と、ごんたに言い渡します。ごんたとべえは、おろちから宝物を手にする事ができるのでしょうか。 |