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タイトル | ゆめくい小人 | |
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著者 | ミヒャエル・エンデ(作) アンネゲルト・フックスフーバー(絵) 佐藤 真理子(訳) |
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出版社 | 偕成社 | |
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まどろみ国では、ぐっすりねむることが一ばんだいじなしごと。よくねむれば、気持ちがやさしくなり、頭はすっきりすると考えられているからです。そんな国のおひめさまなのに、「すやすやひめ」は名前とは反対に、夜になってもねむりたがりません。それは、毎ばんこわいゆめばかり見るからです。おひめさまが日に日に弱っていくのを見かねた王さまは「こわいゆめをけすくすり」をさがすたびに出ました。でも、だれ一人それを知っている人に会えないまま、地球のむこうがわまで行って道にまよってしまいます。そんな時、おなかをすかせた「ゆめくい小人」に出会ったのです。その小人がなにやらじゅもんを教えてくれて……。 ●怖い夢をみた後は、大人でもなかなか眠れないもの、子どもなら尚更です。でも、この本と出あえたらもう大丈夫!すやすやひめ以外の子ども達もゆめくい小人を呼ぶことができるように、王様がこのお話を呪文と一緒に書き取らせたものが、この本なのです。読んだ後は、きっとどんなお子さんでも安心して眠りにつけることでしょう。そう、絵本の表紙に描かれたすやすやひめのように。そして、裏表紙には、お腹いっぱい怖い夢を食べて満足そうに笑うゆめくい小人の姿がありますよ。 |