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2年生の今月の本


真夜中、くすり屋では… タイトル 真夜中、くすり屋では…
著者 垣内 磯子(作) 三原 紫野(絵)
出版社 フレーベル館
 

さくら町のうらどおりに、古びたくすり屋がありました。店番をしているのは、やせたおばあさんひとりきり。はいいろのかみの毛をきつくひっつめて、とがったあご、ねこのようにときどききらっと光る目で、いつもこわい顔をしています。おいてあるくすりはみんなほこりをかぶっていて、聞いたこともないようなみょうなくすりばかりです。だから、町の人たちはおばあさんはきつねだの口さけ女だのといろいろなうわさをたててこわがったり、あんな古そうでゆうれいが買いそうなくすりは時代おくれといってわらいました。
こんなにあやしいのもそのはず。このくすり屋のおばあさんには、ぜったいにかくしておかなければならないひみつがあったのですから。

●裏通りにあるおんぼろなくすり屋にはいかにも怪しそうな店主のおばあさんがいました。おばあさんの正体とは一体……? そんなくすり屋に男の子が咳止めドロップを買いにやってきました。ドロップを舐めるととんでもないことが起こってしまいます。これはあのくすり屋のせいなのでしょうか。

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