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> かあさんのエプロンポケットふたつ
タイトル | かあさんのエプロンポケットふたつ | |
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著者 | 宮川ひろ(作)ふりやかよこ(絵) | |
出版社 | ポプラ社 | |
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おかあさんにはエプロンがとてもよくにあいます。おかあさんはいろんなエプロンをなんまいももっています。そして、どのエプロンにも、大きなポケットが、ひとつずつついています。おかあさんは毎朝、出かける前のおとうさんとゆうこに、そのポケットから目には見えない今日のいいものをとりだして、タッチします。ゆうこはがっこうからかえったとき、がっこうでみんなでたのしくおしゃべりしたことを、おかあさんのエプロンをすべりだいにしながら、はなします。「おみやげの、いいおはなしよ。」とゆうこがいうと、おかあさんは「ありがとう。いいおはなしは、エプロンのポケットにもらっときます。」といい、エプロンの口をあけます。そしてゆうこは目には見えないおはなしを手でにぎりこんで、おかあさんのエプロンのポケットへ、トントンとしまいます。 ●一年生のゆうこは、うれしかったことも、失敗してしまったことも、おかあさんに報告します。おかあさんのエプロンのポケットはゆうこの学校での様々な出来事をしまいこんでくれる、ふしぎなポケットなのです。 |