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タイトル | てんぐ先生は一年生 | |
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著者 | 大石 真・夏也(作) 村上 豊(絵) | |
出版社 | ポプラ社 | |
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てんぐ先生は山のふもとの小さな小学校の先生だ。せいとは一年生から四年生まで十二人いるが、ひとりの先生がおしえるのだからたいへんだ。先生が一年生をおしえていると、二年生、三年生、四年生がさわぎだし、二年生をおしえていると、一年生、三年生、四年生が、さわぎだす。「こらっ、しずかに!」しかるとき、先生の顔は赤くなる。先生のたかいはなの先も赤くなる。すると、めがねをかけた先生の顔は、てんぐそっくりになる。だから、この先生のことを、子どもたちはてんぐ先生とよんでいた。 ●クマの男の子との出会いから、てんぐ先生はあることに気が付きます。動物と人間の違いが対照的に書かれており、読めば読むほど、人間が滑稽に見えてきます。読み終わった後も、てんぐ先生がどうなったのか続きが気になり、想像することを親子で楽しめます。 |