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タイトル | パパはじどうしゃだった | |
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著者 | 角野 栄子(作) オームラ トモコ(絵) | |
出版社 | 小学館 | |
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きょうは パパが じどうしゃだったときの はなしを しよう。「もちろん スポーツカーでしょ!」「ざんねん。こわれた、ふるい じどうしゃだったんだ。パパカーっていう 名前だった。」パパカーはね、しゅうりこうじょうの すみっこに おかれていた。エンジンは うごかない。ワイパーも うごかない。ライトは かたっぽしか つかない。いすは ぼろぼろ。でも、いろは とっても おしゃれな まっかだった。こうじょうの もちぬしは パパカーを見て いった。「いくら なおしても すぐ こわれる。ぺちゃんこにして、バイバイにしよう。」パパカーは おもわず 目をつぶった。「そんなあ、かわいそうですよ。じゃ、ぼくに ください。」せいびしの すずきさんが いった。「ああ、いいよ。ばらばらに すれば、タイヤぐらい つかえるだろう。」ばらばらだって、それじゃ ぺちゃんこと おんなじじゃないか。パパカーは かなしかった。「ぼく、なおしてみます。」すずきさんは いった。 ●すずきさんは、パパカーが走れるように修理しようと頑張りますが、なかなか思うように直りません。 |