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タイトル | かばた医院のひみつ | |
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著者 | 中島 和子(作)秋里 信子(絵) | |
出版社 | 金の星社 | |
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体温計(たいおんけい)の数字は、37度(ど)5分(ぶ)。それもそのはず、朝からなんだか体がだるくて熱(ねつ)っぽかったのです。お母さんは今日は仕事(しごと)で遅(おそ)くなります。それでミユはひとりでバス通りの病院(びょういん)にやってきました。なのに、病院の掲示板(けいじばん)を見ると水曜日の午後のらんは「×」。せっかく来たというのに休診(きゅうしん)だなんて、やっぱり今日はついていません。 ●かばた医院にやってくる患者さんは、なんとぬいぐるみや人形たち。やぶれてしまった体やぬけてしまった毛を先生に修繕(しゅうぜん)してもらっているのです。そのことを知ってから、かばた医院はミユにとって面白くてワクワクするような、とっておきのひみつになりました。 |