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2年生の今月の本


知って びっくり! ことばのはじまり物語 タイトル 知って びっくり! ことばのはじまり物語
著者 汐見 稔幸(監修)
出版社 学研
 

〜おやつ〜
おいしいケーキやチョコレートなど、みんなが大すきな「おやつ」。昼ごはんと夕ごはんの間の午後三時ごろにおかしを食べたりお茶やジュースを飲んだりすることや、このときに食べる食べ物のことを「おやつ」とよんでいます。さて、この「おやつ」、漢字では「お八つ」と書きます。おかしを八こ食べる決まりがあるわけでもないのに、なぜ「お八つ」というのでしょう……。

〜うさぎ〜
もし、「うさぎってどんな動物?」と聞かれたら、あなたはどう説明しますか。「長い耳をもち、ぴょんぴょんはねる動物だよ」こんなふうに説明する人が多いのではないでしょうか。
うさぎは、昔「う」といいました。「う」という名前がどうやってつけられたのかについては、いろいろな説がありますが、その中の一つに、はねるうさぎのすがたが鳥のように見えたからではないか、という説があります……。

●ことばのはじまりについて、有力な説と思われるものがわかりやすい表現やイラストを交えて紹介されています。本の監修をされた先生は、おわりに『言葉の由来を知るということは単なる物知りになるということにとどまりません。由来を知ることで、昔の人の生活そのものやこだわって大切にしていたもの、避けようとしていたものなどがわかります。そして、そこから歴史や文化、人間に対する興味や関心が深まります。そのことが大事なのです』と述べておられます。この本がお子さんのそうした興味のきっかけになれば幸いです。

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