トップページ > 読書案内 >
2年生の今月の本 > 2年生におすすめの本
> クリスマスがちかづくと
タイトル | クリスマスがちかづくと | |
---|---|---|
著者 | 斉藤 倫(作) くりはら たかし(絵) | |
出版社 | 福音館書店 | |
|
||
「クリスマスなんて、だいきらい」セロが、ものごころついたときから、ずっとそうでした。クリスマスの日はいつも、おとうさんはるすで、おかあさんはデパートのおしごと。セロは、さみしくて、さみしくて、だれもいないいえで、世界にひとりだけ、とりのこされたようでした。 ●何年もひとりぼっちのクリスマスを過ごしてきたセロ。世界中の子どもたちが幸せなのに、自分だけがつらくさみしい思いをしている、その思いにはおとうさんおかあさんが忙しく働いておられる家庭のお子さんは、共感できるかもしれませんね。しかし、明るくきれいなかざりつけや賑やかな雰囲気だけがクリスマスなのでしょうか。セロは、ある女の子との出会いと一言をきっかけにサンタクロースやクリスマスへの見方が変わります。 |