トップページ > 読書案内 >
2年生の今月の本 > 2年生におすすめの本
> こねこのレイコは一年生
タイトル | こねこのレイコは一年生 | |
---|---|---|
著者 | 根岸 貴子(作)西川 おさむ(絵) | |
出版社 | のら書店 | |
|
||
丘の上町の「丘の上電気」という小さな電気屋に、とても元気のいいこねこがいました。電気屋さんのご主人は、そのこねこを「レイコ」とよび、こねこはご主人を「おとうさん」とよんで、ふたりは大のなかよしでした。レイコとおとうさんは、なにをするのもいっしょ。朝、おとうさんが顔をあらうと、レイコも前足をなめて顔をあらいますし、おとうさんがお店をあけるじゅんびをはじめると、レイコもせんたくきやれいぞうこにからだをこすりつけて、ぴかぴかにみがいてあげました。しごとちゅうはれいぞうこの上からしごとぶりをけんぶつしたり、かたのうえにとびおりたり。いつもそうぞうしいので、おとうさんはおちついてしごとができません。 ●人間の子どもが小学校に行くように、丘の上町のレイコも茶畑小学校の一年生になりました。こねこたちも勉強するなんて、なんだか親近感がわきますね。ねこと人とが明るくなかよくくらすためには…? そんなことを学ぶようですよ。少し長めの本ですが、一つひとつは短いお話なので、楽しんで少しずつ読み進めることができると思いますよ。 |